村山憲哉(1996年入社)
山新 宇都宮店 次長
※2012年から 山新 宇都宮店 店長
小さい頃よく行ったホームセンターに、いろんなものがたくさんあって「何でもあるなぁ」とわくわくしていました。ですから小さい時の強烈な印象がありますね。業界はスーパーかホームセンターと考えていました。最終的に山新を選んだのは、何社か見てきた中で採用担当の方が一番、対応が良くて、熱心で、フレンドリーでした。採用担当の方の熱意がすごく伝わってきたんです。
郡山市出身なので郡山に配属になりました。1階がホームセンター、2階が家具という店舗で、1階のほうの収納用品の担当をしました。その翌年に新店舗がオープンして、収納用品担当として関わりました。当時東北で最大級といわれた店舗の、一番広い売り場でしたね。その後、家庭用品に欠員が出てそちらに移りました。日用品や家庭用品はホームセンターの稼ぎ頭だったので、収納用品よりもスピードが要求される。ですから段取りプラススピードという部分が勉強になりました。その後さらにスピードのある日用雑貨を担当しました。今の店舗は去年の4月からです。ちょうど1年半たったところですね。
一番心がけていることは「優しさ」ですね。頭ごなしに叱りたいこともあるけれど、叱られたり怒られても、いい思いはしないと思うんですよ。もちろん叱られる原因は自分にあるんでしょうけれども、やはりいい思いはしないでしょう。それよりも「ありがとう」の一言が一番嬉しい。もちろん叱ることは大切ですけど、叱られるより褒められた方がいいですよね。
今の仕事内容は、チラシとか広告の企画とか、戦略を作ったりなど、お店に関わることを全部やらなきゃいけません。だから売り場一つだけを見ていた時とは、全然違いますね。売り場作りに必要なのはメリハリです。やりたいものを前面に出すよりも、お客様が欲しいものを選びやすくというのが一番ですね。広い店、それこそ何千坪という店は、どーんとやればいいのでしょうけれど、うちの場合は、そんなに広い店ではないので、やはり効率よく選びやすくしたいです。ショッピングは選びやすく、買いやすいというのが一番だと思いますね。
宇都宮店は町なかに建っているお店で、2階のインテリアが特徴の店だと思います。ホームセンターでありながら本格的な家具をそろえられます。ホームセンターの中で、本格的な家具をそろえられるところはこの辺では他にないと思うんですよ。それがウリですね。それをさらに高め、戦闘力をつけていきたいです。
売り場に立って、ものを売っている商売なので、売りに強くなりたいとずっと思っていました。もちろん売れない時期も、売れる時期もいろいろあると思うんですよ。ただ最終的には売りに強い人が勝ち残っていくと思うんです。「この人から買いたい」とお客さまから思われる人になりたいと自分なりに売れる売り方を心がけてきました。それを今、部下に教えています。
もちろん店長になりたいし、ならなければいけないと思いますけれども、部下に慕われる、甘いのではなく、優しい店長になりたいですね。そのために社員の個性を引き出せるようなコミュニケーションや指導をする努力をしています。部下のいい部分を伸ばしてあげるというような。背中で引っ張っていくような感じですね。
仕事もプライベートも、いろんな意味で切り替えのできる人がいいですね。成功した時も失敗した時も、くよくよしないで前向きに取り組んでもらえる人がいいです。ちょうど私の子供が小学生で、学童野球のコーチをやってるんですが、試合中泣いてもしょうがないんです。エラーしても、その後のプレーが続いてる。店も一緒で、失敗しても営業は続いてるわけです。失敗はもちろんしますので、下を向いててもしょうがない。素早い切り替えができる人と一緒に仕事をしたいですね。
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