飯村真人(2007年入社) ジョイフル山新 土浦店 ペット用品担当
就職活動時、学校へ来ていた求人はとても多いけれど、IT事業や難しい名前の業界はどれもピンとこなかったんですよね。じゃあ自分の中で最もイメージしやすいものは何かと考えたら、接客をする小売業でした。高校大学の学生時代に7年間続けてきたラーメン屋のアルバイトで接客の楽しさを知ったからでしょうね。企業の合同説明会に出向いた時、山新のブースに総務の方がいたんです。言葉は悪いですけれど、他の企業はとっつきづらそうなおじさんたちがどっしり座ってるのに、山新はある意味、自分たちと同じ目線で、若い方が応対してくださった。地元に貢献できる点や、会社の考え方をじっくりと聞かせていただくうちに「ここはいい会社だな」と惹かれていったんです。
素直な気持ちを伝えたからだと思います。山新への面接は、予備知識を持たず…つまりは勉強不足の状態で臨んでしまったんです。その辺を面接官の方から「あなたは考えが浅いよ」と相当突っこまれまして。本当にその通りだと感じたので「これから就職活動するにあたり、きちんとその企業を調べるようにしたいと思います。今回は本当に申し訳ありませんでした」と話しました。結果は採用だったんですよね(笑)。振り返ってみれば、マニュアルではない素の自分を伝えられたことが評価されたのかな、と。ですので、今でも仕事をするうえで守っているのは「正直にいこう」ということです。
例えばお客様から苦情をいただく場合。商品の不具合や、私たちの手違いで生じてしまった時は、責任逃れの言い訳や遠回しの説明はせず「こういう理由でこうなってしまいました。すみませんでした」と、まずは正直に話し、お詫びすることです。ありがたいことに、その対応が良かったと、以降常連さんになってくれ、来店時に名指しで「飯村さんに接客してもらいたい」と言ってくださるお客様が多いんです。これだけホームセンターの店が溢れている中、山新を選んでくださり、なおかつ接客する店員として指名いただける。この仕事をしていて、正直、こんなに嬉しいことはないですよね。
入社前に考えていたよりも遥かに、細かな配慮が必要なことを実感しました。漠然と、商品を出して接客することは理解していましたが、綿密な商品知識も要りますし、商品数や売上などの数字の管理もある。店全体の状況も把握しなければならない。緻密な点が集合し、初めてお店という形態が維持されているんだと感じました。私の仕事としては、補修作業用品を1年続けた後に、現在のペット用品売り場を担当させてもらっています。ペットは飼ったことがないし、これまで全然関わらなかったジャンルなので、当然不安もありました。だからまずはカタログや雑誌などを読み漁り、とにかく知識を増やすことに没頭しましたね。困った時は先輩方がフォローしてくれたので助かりました。仲間であるみなさんがフレンドリーに接してくれるのも、山新の特長的な部分だと思います。仕事以外でも、食事やスノボなどにも誘ってくれるんですよね。
これは入社式に上司からいただいた言葉の受け売りなんですが「目標はさぼらないこと!」です。どんな時も仕事を一生懸命にやる。接客などの業務だけでなく、店内のモップがけ、トイレ掃除も進んで行なうようにしています。掃除の分担は決まっていませんが、ある日、店長がトイレ掃除をしていたのを見て「店の一番偉い人にこんなことをさせてはダメだ!」と気づき、それからは自分が率先してするようになりました。具体的に「この役職に就く!」などの具体的な目標は考えていません。それがゴールになってしまうと、その後は成長できないような気がするので。なので、これからも目標はずっと「山新でさぼらずに頑張ること!」です。
一緒に楽しく仕事ができて、一生懸命に頑張れる人を望みますね。仕事が楽しく感じられないとつまらないでしょうし、一生懸命に取り組めなかったらダメじゃないですか。嬉しいことばかりでなく、辛く悲しいことも仕事にはつきもの。それでも前に進むことができる仲間と働きたいですね。互いに失敗することはあっても共に頑張りあえれば、良い関係の仲間になれると思うので。現在、就職活動中の人たちは、この不況の状況下、マスコミに煽られ家族からは心配されて、本当に大変だけれど、頑張ってほしいと思う。就職することがゴールではなく、社会人としてのスタートなので、必要以上のプレッシャーを感じないように、やりたい仕事へ前向きに向かっていってほしいですね。
※上の映像にカーソルを重ねるとコントロールバーの出し入れができます。