日本三景として外国人観光客にも人気の観光地である広島県の「安芸の宮島」。世界遺産の厳島神社が有名ですが、同じく宮島にある「紅葉谷公園」は、名前にも「紅葉」がつくほど紅葉が美しい絶景スポットです。
フェリーに乗って到着すると、まるで違った世界に来たように感じられる宮島・紅葉谷公園をご紹介します。
- 日本三景「宮島」
- もみじの絨毯「紅葉谷公園」
- 紅葉谷公園の紅葉が美しい理由
- 野生の鹿が迎えてくれる
- 紅葉谷公園以外の宮島のおすすめ紅葉スポット
- 食べても美味しい「もみじ」がある!?
- 紅葉谷公園の見頃は?
- 秋は紅葉谷公園へ行こう!
日本三景「宮島」
出典:instagram.com
宮島は日本三景のひとつとされている風光名媚な島で、海に建つ大鳥居と海を敷地にした厳島神社でも知られています。昔は島そのものが神として信仰の対象とされていました。
そんな厳島神社の南東にあり、フェリー桟橋から徒歩15分のとこにあるのが「紅葉谷公園」です。
もみじの絨毯「紅葉谷公園」
出典:instagram.com
紅葉谷公園では、約700本の紅葉に染まる木々や、秋の風物詩であるカエデ約560本、オオモミジ約100本を鑑賞することができます。
紅葉が始まる秋には、赤や黄色に葉が染まり、落葉しない緑の葉の色彩も加わることで、美しい絶景を生み出します。
出典:instagram.com
公園内を流れる小川の水面にも紅葉の葉が浮かんで、キラキラと輝く水面に真っ赤な紅葉が見事なコントラストとなり、写真好きの人にはたまらない絶好の撮影ポイントです。
紅葉谷公園の紅葉が美しい理由
出典:pinterest.com
紅葉する樹木は春から夏の間に葉にでんぷん質を蓄えて、秋になるとでんぷん質がアントシアニンへと変化するといわれています。
アントシアニンが多いか少ないかで紅葉の色付きの良し悪しが決まるとされていて、紅葉谷公園の紅葉はアントシアニンの量が比較的安定しているので、美しい紅葉になるのです。
野生の鹿が迎えてくれる
出典:instagram.com
幻想的な風景の中を歩くのが、神の使いと言われる鹿です。宮島にはたくさんの野生の鹿がいます。
そんな鹿たちは、まるで紅葉シーズンを楽しむかのように、観光客とともに紅葉谷を歩いています。
紅葉谷公園以外の宮島のおすすめ紅葉スポット
大聖院
出典:instagram.com
大聖院の見どころは石段を彩る紅葉です。宮島の桟橋から歩いて20分位で到着します。この建物は空海が宮島に渡って建立したとされます。
もみじ歩道
出典:pinterest.com
約750mの歩道で大聖院の麓から紅葉谷公園に通じる散歩道です。宮島のシンボルでもある「赤い鳥居」まで見ることができます。
食べても美味しい「もみじ」がある!?
出典:pinterest.com
紅葉谷公園で有名なのが「もみじ饅頭」です。広島のお土産として有名ですが、実は宮島の名産品です。
最近では「生もみじ」や「揚げもみじ」というものもあります。
紅葉谷公園の見頃は?
出典:pinterest.com
例年の色づき始めは11月上旬で、見頃は11月中旬から11月下旬です。
イロハカエデをはじめとして、オオモミジやヤマモミジ、ウリハダカエデなどが赤や黄金色に色づきます。
秋は紅葉谷公園へ行こう!
出典:instagram.com
鹿とともに楽しめる紅葉狩りは、この場所ならではの風景です。
近くにはロ-プウェイもあり、島の弥山の山頂まで行くことができ、晴れた日には瀬戸内海や広島市街までが一望できます。
揚げたての揚げもみじや焼きたてのもみじ饅頭を食べ歩きながら、紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。