銀座線渋谷駅新ホーム設置工事、軌道拡幅…写真で新旧比較
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銀座線渋谷駅ホームは、渋谷駅周辺大規模再開発にあわせ、現在の位置から表参道駅寄りヒカリエ側に130mほど移る。新たなホームは、現状の向かい合うホーム2本に対し、上下線(メトロではA線・B線)の電車ではさみ込む“島式”1本になる。
ホームは、東横線・副都心線の直上、明治通りをまたぐかたちで設置される。この1本のホームをつくるために、既存の線路をいったん南側(首都高3号渋谷線側)に移し、その空いたスペースで新ホーム設置準備工事を行い、ホームの“島”が出現した後に、上下線(AB線)の線路がそのホームをはさむように再び移されるという流れ。
19日15時の時点で、表参道→渋谷方向(A線)の線路がすでに首都高側に4mほど移動し、渋谷→表参道方(B線)の線路を、A線に沿うように南へ移設する工事が行われている最中だった。
午後の工事では、移設されたA線側に保線車両(機関車+貨車)をつけ、B線側に大型クレーンを配備。クレーンが長尺レールを地上からB線側の枕木(黄色)上に載せ、その後に人力でレールと枕木を固定していく姿があった。貨車の上に載っていてた短尺レールは、最後のレール連結調整に使うものか。
この工事で、線路の両脇に空きスペースができた。この空きを使ってホーム設置準備を行い、再び線路を移し、島式ホームを設置するというイメージ。2013年当時の写真と比較すると、銀座線渋谷駅新ホームを設置するための“軌道の幅”が、従来の軌道幅のほぼ2倍、拡大されたことがわかる。