不公平？　入試中に地震発生で1分延長→一部会場で答案再配布　近大が経緯説明 (1/2)

近大の推薦入試中に地震が発生し、試験時間を1分延長、一部の教室で別科目の試験後に答案用紙を配り直した問題で、同大は20日、事案の概要を説明する文書を発表した。

　近畿大学（大阪府東大阪市）が19日に発生した最大震度4の地震の影響で推薦入試の試験時間を1分延長し、一部の教室で別科目の試験後に答案用紙を配り直した問題で、同大は20日、事案の概要を説明する文書をホームページ上で発表した。

　近大の発表文書によると、19日は全20会場で試験があり、1時限目の試験終了間際の午前11時48分ごろに地震が発生。対応を協議した結果、全会場で試験時間を1分間延長することを決めた。

　しかし、延長の連絡が間に合わなかった東大阪キャンパスの2つの試験室（計390人）では2時限目の試験終了後に再度、答案用紙と問題冊子を配布し、延長分の1分間、試験を実施したとしている。