加藤浩次、生放送で山本の10年ぶり吉本復帰を語る
「極楽とんぼ」の加藤浩次(47)が21日放送された「スッキリ!!」(月~金曜・前8時)で20日に10年ぶりに吉本興業に電撃復帰することが発表された相方の山本圭壱(48)について「吉本で活動させていただくことになりました。よろしくお願いします」と報告した。
天の声の南海キャンディーズの山里亮太(39)から復帰の話題をふられ「イチからまたライブとかからよろしくお願いします」とあいさつ。今後の活動についてライブを「やりながらテレビのオファーがあれば、そっちもやりたいと思っています」と語った。
山本の復帰は20日に都内で行われた全国ライブツアーのファイナル公演で、相方の加藤浩次(47)とともにファンに報告した。山本は2006年7月に北海道函館市で淫行騒動を起こし、同月に吉本が契約解除。15年からはフリーとして単独ライブなどを行い、16年9月から15年ぶりに「極楽とんぼ」としてツアーをスタートさせていた。
「極楽とんぼ」ツアーの最終日では、最後に加藤が突然「発表させてもらいます」とファンに「ぼくと山本と吉本興業の大崎(洋)社長と10日ぐらい前にお話しさせていただき、『戻ってくるか』というお話を頂きました。これからはできる限り2人で頑張らせていただきたい」と語り、今後は「小さいことでも何でも頑張っていきたい。山本圭壱、加藤浩次、極楽とんぼをよろしくお願いします」とあいさつしていた。
復帰の裏には、山本自身の姿勢はさることながら、加藤の熱意も決め手となった。加藤は吉本に対し、数年前から相方の復帰を再三、直談判。事務所から「まず山本が1人でちゃんとやった後で、2人でやればいい」と申し渡された。15年1月から山本がフリーでライブ活動を開始。今年9月からは「極楽とんぼ」としてのライブツアーを開始。吉本側に山本の改心ぶりを認めさせた。
吉本関係者は「吉本を離れて10年、本人の希望を受けて、慎重に協議をした結果」とし「いろいろなご意見があるのは承知していますが、本人のがんばりを見た結果」と世論の逆風を踏まえての復帰であることを明かしている。