慶応義塾大学の榊原康文教授らは、昨年開発した医師国家試験に解答する人工知能(AI)を、合格間近な水準まで改良した。過去の試験問題から機械学習する機能を新たに追加し、正答率を55%超に高めた。国家試験は3分の2以上の正答率で合格するとされ、1~2年以内の達成を目指す。医師の診療を支援するソフトウエアとして実用化を目指す。
研究チームは475種類の病名と903種類の症状のデータから、患者の病気を判定…
慶応義塾大学の榊原康文教授らは、昨年開発した医師国家試験に解答する人工知能(AI)を、合格間近な水準まで改良した。過去の試験問題から機械学習する機能を新たに追加し、正答率を55%超に高めた。国家試験は3分の2以上の正答率で合格するとされ、1~2年以内の達成を目指す。医師の診療を支援するソフトウエアとして実用化を目指す。
研究チームは475種類の病名と903種類の症状のデータから、患者の病気を判定…
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