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【プロ野球】

西武1位・今井の決意表明は… 楽天移籍の岸と投げ合う!!

2016年11月21日 紙面から

西武入団に合意した作新学院高の今井達也投手=宇都宮市で

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 西武からドラフト1位指名を受けた今井達也投手(18)=作新学院高=が20日、海外フリーエージェント(FA)権を行使して楽天に移籍した岸孝之投手(31)との投げ合いを熱望した。宇都宮市内のホテルで交渉し、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1300万円で入団に合意。“ポスト岸”と期待される未来のエース候補は、元エースの前での快投を誓った。

 岸の楽天への移籍について、今井は「できれば西武で直接学びたかった」と残念がった。同じチームでプレーする夢は断たれたが、新たな目標ができた。「岸さんと投げ合うことができれば、自分のすべてを出して、挑戦者の気持ちで投げたい」と決意した。

 180センチ、77キロのスマートな容姿で通算103勝を挙げた岸のように、180センチ、70キロの今井も細身の右腕。「岸さんは質のいいボールをコーナーに投げ、直球を生かす変化球もトップレベル」。その理想の姿に少しでも近づくため、「開幕1軍」と1年目から大きな目標を掲げた。

 「岸さんが移籍してチームとして戦力は落ちるかもしれないが、自分がエースと呼ばれる投手になりたい、と強く思った」。新旧エース対決の実現を思い描き、プロの扉を開く。 (松田達也)

 (金額は推定)

 

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