【クラシックカーフェスティバルin北本きくまつり16】トヨタは パブリカ コンバーチブルや 2000GT など
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小さな車体ながら真っ赤なボディで目立っていたのは、1968年式の初代『パブリカ』コンバーチブル。『スポーツ800』と同一の「2U」型ツインキャブ空冷水平対向2気筒OHVエンジン45psを搭載したスポーツモデルだ。この個体は現オーナーが40数年前に入手し、12年前にフルレストアしたもの。車両重量は640kgと軽く、今も燃費は高速道路で23km/lはいけるという。
古めかしいたたずまいを見せていたのは、1957年式の初代『クラウン』。排気量1450cc、出力は48psと、今では考えられないスペックである。観音開きのドア、アポロウインカーなどが往時を偲(しの)ばせる。この個体は映画「ALWAYS 三丁目の夕日」全作品に出演した車両だ。
このほか、大きなフォグランプが特徴的な前期型トヨタ2000GT(1967年)を始め、当時のラリーカーをイメージした初代『セリカ1600GTV』(1973年)、フルオリジナルで新車時の塗装を保っている初代『ソアラ2800GTエクストラ』(1981年)、2代目に当たる『コロナマークII』バンなどが人目を引いていた。