20日午前4時50分ごろ、兵庫県加東市の中国自動車道上り線で、「車が逆走している」と110番があった。兵庫県警高速隊が約20分後、同県加西市中富町の加西インターチェンジ(IC)付近で、上り線を逆走する乗用車を発見、停止させた。事故やけが人はなかった。
高速隊によると、運転していたのは大阪府高槻市の男性(70)で、加東市横谷のひょうご東条ICの料金所を通過。その後、上り線に入る際にUターンした可能性があり、約20キロ西の加西ICまで走行したとみられる。男性は「近くのホテルに泊まろうとして道に迷った。逆走しているとは思わなかった」と話しているという。
この影響で、同自動車道上り線は、ひょうご東条IC-滝野社IC間が約20分間通行止めになった。【原田悠自】