手塚治虫さんが生んだヒーロー「鉄腕アトム」の誕生までの物語を描いた「アトム ザ・ビギニング」がアニメ化され、2017年春にNHK総合で放送される。
「アトム ザ・ビギニング」の原作は、雑誌「月刊ヒーローズ」に連載中の漫画で、映像クリエーターの手塚眞が監修し、「鉄腕バーディー」などを描いたゆうきまさみがコンセプトワークを担当、カサハラテツローが漫画制作をしている。現在までコミックスは3巻発売している。
総監督は「踊る大捜査線」や「PSYCHO-PASS サイコパス」の本広克行、監督は「モーレツ宇宙海賊」の佐藤竜雄が務め、「BLOOD+」の藤咲淳一がシリーズ構成を担当する。アニメーション製作は、OLM×Production I.G×SIGNAL.MD。
<作品紹介>
大災害後の日本に、未来を夢見るふたりの天才がいた。ひとりは天馬午太郎。もうひとりはお茶の水博志。天馬はその手で「神」を作り出すことを、お茶の水はその手で「友」を作り出すことを夢見て、ロボット研究に明け暮れていた。そしてふたりの友情が生み出したロボットがA106(エーテンシックス)だ。A106は果たして「神」となるのか、「友」となるのか。若き天才コンビは、来るべき未来を垣間見る--。