ドイツの自動車事情
エーベルマンシュタットという、ヴュルツブルクから東に1時間半ほど行ったところにあるニュルンベルク近郊の町の教会でDurufleというフランスの作曲家のレクイエムの演奏のお仕事をしてきました。
クラスメイトと車で行きました~
大学生でベンツⅭクラスです笑
これは20年ほど前の車で、数十万キロ走ったものを12万円位で買って修理したそうです。
ドイツだとベンツが一番部品代が安いんだとか。
みんなの乗ってる車は大抵がベンツかBMWかVWかアウディです。
国産だから当たり前なんですがすごいって感じがしますよね。笑
中々快適な運転で、速度無制限のアウトバーンを突っ走りました。w
よくこれに乗っていたのが懐かしいです。笑
一時間少しで到着。
教会での”むっけ”
むっけというのはMuggeというつづりで”音楽の仕事”という限定的な言葉です。かわいいですよね。笑
Ebermannstadtはこういったドイツの古い田舎町。
ちなみに意味を直訳するとエーベルマン(名字)町です。笑
田中町的なのりです。w
町並みはこんな感じの田舎
演奏会はこの教会でした。
どんなに小さな街でもいくつかは必ず教会があります。
なかはこんな感じ(ブレブレ…)
冬の教会での演奏の問題点
それは
寒すぎること
やはり石造りで暖房がついていないのでものすごく寒いです。
下手したら外より寒い冷蔵庫状態になるので、みんなコートを着て舞台に上がるという異様な光景w
そしてなによりも大変なのは
音程がとても下がること
楽器が冷たくなるほど音程は低くなり、温めると高くなります。
チューニングというのは当然最も気をところ。
ドイツはA=443という少し日本より高めのチューニングなのですが、今日オルガンでチューニングするときになった音を聴いたら
え、低すぎる
とリハーサル前に自分がチューニングしていた音程と違ったのでビビりました…
パイプオルガンもパイプが冷えると音程低くなるんでしょうか…
なんだかすごく気持ち悪い状態でがんばって演奏しました。笑
夏はそんなことないのに笑
演奏した曲
今回はMaurice Durufleという20世紀のフランスの作曲家の曲で、ちょっとモダンでした。
弦楽器とティンパニとトランペットという、木管楽器が全くいない変わった編成です。
パリで勉強して、「魔法使いの弟子」で有名なデュカスに支持。オルガニストでした。
この曲は1947年に作曲されました。
一番好きな時代
ドイツ料理
合間にレストランに行ったんですが、豚肉の付け合わせにお皿にただこれが一つだけ乗って出てきました。笑
なんだと思いますかこれ?笑
Knödel(クネーデル)またはKloss(クロース)とよばれるじゃがいもの団子です。もっちもっち。
これだけお皿にででてきてもwww
しかも2つも出てきましたww
ドイツでのむっけのギャラの相場は
こういった学生やフリーランスの寄せ集めで1回リハーサルから当日にリハーサルで本番を1回して
だいたい100€~200€でしょうか。
本番を2回したりすると300€もらえたりもします。
ちなみにクリスマスシーズンによくクリスマスマーケットで30分位金管で何か演奏するという仕事がありますが、これは一回50€くらいもらえます。
だから冬は稼ぎどきなのです!
11月と12月の週末はみんなたいていどこかで仕事してる感じになります。