河井克行首相補佐官は19日、トランプ次期米大統領関係者とのパイプづくりのため訪問した米国から民間機で成田空港に帰国した。安倍晋三首相とトランプ氏の会談に関し「首相の表情を見ると、個人的な信頼関係をつくる大きな一歩を刻めたという手応えを持っていると思う」と同空港で記者団に述べた。
会談が実現したのは「トランプ氏が日米同盟を最も重要と認識しているからだ」と指摘。同時に「私が集めた情報では、トランプ氏は他の首脳からの会談要請を全て断っている」と明かした。
首相指示を受けて14日に訪米した河井氏は、米国の政権移行チーム幹部らと会談。この後、米ニューヨークを訪れた首相に結果を報告した。〔共同〕