仮想デスクトップサービスのAmazon WorkSpacesがWebブラウザから利用可能に。専用クライアントソフト不要、Chrome、Firefoxに対応
クラウド上にあるWindows 7相当の環境をリモート接続して利用できる、いわゆる仮想デスクトップサービスの「Amazon WorkSpaces」が、Webブラウザから利用可能になったと発表されました。
対応するWebブラウザは最新のChromeもしくはFirefoxで、Windows、Mac OS X、Linuxから利用可能です。
これまでAmazon WorkSpacesを利用するには、PC上の専用クライアントソフトもしくはシンクライアント用のデバイス、iPadやAndroidタブレット、Kindleなどではクライアント用アプリなどを利用する必要がありました。
Webブラウザへの対応でこうした専用ソフトウェアやデバイスが不要になり、またアクセス後のデバイス上には消去しなければならないキャッシュデータなどを残さないため、安全に利用できると説明されています。
Amazon WorkSpacesは、2014年3月に発表されたサービスで、Windows 7相当の環境はWindows Serverのリモートデスクトップ機能により実現されています。今年の8月には1時間ごとの課金に対応し、先週にはCADなどで高度な3Dグラフィックス画像を扱うためにNVIDIA GPUと8仮想CPUを搭載した強力なマシンパワーを提供するサービスも開始されました。
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