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地震で1分間延長 2教室は後で実施、苦情も

 近畿大(東大阪市)は19日、和歌山県南部を震源とする地震の影響で、推薦入試の試験時間を1分延長した。推薦試験は全国20会場で実施。このうち、東大阪キャンパスで390人が臨んだ2教室だけが試験中に延長を指示できなかったため、全科目を終えた後に1分だけ再試験の時間を設けた。

     近畿大が20日に発表した。地震は英語の終了間際だった午前11時48分ごろ発生。2教室へは職員が1分の延長を伝えに行ったが間に合わず、受験生は昼休憩で離席した。別会場の受験生から「休憩を挟んでの延長は不公平だ」などの苦情が複数あったという。近畿大広報部は「適切だったかどうか今後検証する」としている。【米山淳】

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