<まとめ>
・IN:【2914】JT OUT:【1716】第一カッター
・【7760】IMVが跳ねた 前週比+30%超え
理由:来期予想が増益
増配当
自社株買い
→株主還元を意識し始めたのかな?
今週の雑感
タイトルの通り、プラ転を果たした。やったぜ。
今週もフワフワした良く分からないトランプ大統領期待のためか、円安株高の傾向が続いた。僕の銘柄はあんまりその波には乗れてなかったけれど月曜日に決算発表だった【7760】IMVと【1716】第一カッターが発表内容を受けて大きく動いた。
【1716】第一カッター1Q決算
(引用元:第一カッター興業株式会社【ウォータージェット工法・ダイヤモンド工法(フラット・ウォール・ワイヤーソーイング他)】)
これはキツイ。
大型の案件が減ったことで主力の土木関連事業が減収になっており、人件費の高騰もあって大幅に減益となっている。別セグメントのビルメンテナンスとリユース・リユーズについては順調に成長しているものの、主力のマイナス分を補うにはまだ規模が小さいそうだ。
で、この発表を受けて株価も前日比10%を超える暴落を見せた。もともとの購入理由が「オリンピックまではお仕事大丈夫な気がする」という緩い考えだったこともあり、さっさと微益撤退したという顛末だ。
一応フォローすると、通期予想も減収減益を見込んでいて売上も2Q、3Qに偏っている体制なので今のところの数値は特別サプライズというわけではなく予定通りともいえそうだ。通期予想のEPSは144.58円で現状の株価でPER6.9倍でROE11.5%と、予想通りの進捗でも割安な水準と言える。自己資本も76.1%と妙に高いんだけど、もうちょい投資なり株主還元なりすればいいのになぁ。貯めこんだ利益剰余金をうまく使えば人気も出ると思うんだけど。
【7760】IMV決算
(引用元:IMV株式会社)
実績を見ると、これまたキツイ。
新規投資分の減価償却が入っているのもあるけど従来予想だと営業利益1,200百万円を見込んでいたわけで、僕は第一カッターよりIMVの方が厳しいかな…という感想を抱いていた。実績EPSは27.66円で、これをもとにするとPERは10倍近くになってくる。
しかし、蓋を開けてみれば翌日は大幅に上げてのスタートとなり、その日はストップ高で終えた。分からないものだね。
理由としては「今期の減益より来期の増収増益が好感された」「減益でも増配を行ったことで株主重視の姿勢を見せた」ことあたりだろうか。ストップ高の翌日は下げたが、その後に自社株買いのプレスリリースが出たことで株価は再度上昇した。
去年から社長が変わって若い人になったからか、投資や株主還元など企業文化が変わろうとしているのかもしれないね。確固たる技術とブランド力に変化への期待、ということでもうしばらく保有継続で行ってみようと思う。
おまけ【2914】JT 購入
あと、JT買いなおした。理由は単純、安かったから。最近は味の素といいJTといい不人気な感じが凄いね、どちらも円安がプラスに働く企業だと思うんだけどな。
今の円安株高傾向がどこまで続くかは分からないけど、落ちるときは怖そうな感じがする。そんなわけでディフェンシブ銘柄は購入にストレスが少なくていい。12月決算銘柄でもあるしね。