はい、こんにちは。lifeです。
今回なんですけど、私がだいぶ昔に読みました『pupa』という漫画の紹介をしていこうかと思います。
まあかなりぶっ飛んだ漫画なわけなんですけど、結構楽しめたので購入を悩んでいる方向けに紹介していこうと思います。
そもそもどんな漫画なの?カニバリズムとか兄妹愛って何?
はい、まずはこれですよね。笑
一言で言うとカニバリズムと兄妹愛の塊なんですけどそれが分からない方向けに軽く説明しますね。
カニバリズムは「人間が人間の肉を食べる行為」です。
ただ、飢餓が原因のものとか精神異常による食人は含まないです。
あくまでそういう嗜好がある方や宗教儀礼として行っている方の行為を指します。
そして兄妹愛は文字通り兄と妹の恋愛です。
もともとの意味としては恋愛としての愛かと思うのですが、この漫画では家族愛に近い感じでした。(かなりベタベタしてはいましたけど)
まあ、以上の説明を使って説明し直すと...
「人間が人間の肉を食べる行為+兄と妹の恋愛」ですね。
もうこの記事書いていて私が頭おかしくなりそうなのでこの辺で終わっていいですか。笑
あらすじや作品紹介
次にあらすじや作品紹介について書いていこうかと思います。
あらすじ
幼い頃、父親の激しい家庭内暴力に晒され、離婚後に母親も家出してしまい二人きりで生きていた「長谷川現」と「長谷川夢」の兄妹はお互いを思う気持ちが誰よりも強かった。
だがそんな兄妹はある日「赤い蝶」を見てしまう。
そしてそこから二人の世界は激変するのであった。
夢はヒトを喰わずにはいられない怪物と化してしまい現は傷を負ってもすぐに回復する能力を得た。
そして現は妹の夢のために自ら生き餌となることを決意するのであった。
作品情報
ジャンル:兄妹愛、カニバリズム
作者:茂木清香
連載誌:コミック・アース・スター
ジャンルについては先ほど説明したので省略。
作者は茂木清香先生です。
他の代表作としては「スイッチウィッチ」や「青の母」などがありますね。どれも読んだことはありますがどれも独特の世界観が漂い本当にクセになります。
そして連載誌はコミック・アース・スターです。
紙媒体としては2014年に廃刊となったので今現在はウェブコミックスとして配信されていますね。
私は読んだことないので、今度少し覗いてみようかと思います。
あと、あらすじでは現が夢の生き餌になるで止まっていますが、ただ単に食人の絵が描かれているわけではなくメインは自分たちの怪物化の秘密を探しに行くという感じのストーリです。
とにかく謎解明がメインでその合間に描かれるのがカニバリズムや兄妹愛の葛藤という感じです。
実際に読んでみてどうだったか
次に実際に読んでみてどうだったかを書いていきますね。
まず始めに正直に言います。
「良くも悪くも期待外れでした」
なにが期待外れだったかというと、私はシリアスでハードな展開を期待していました。
つまりストーリーが結構濃厚かと思ってました。
正直言ってストーリーは薄かったです。
ただ、普通に兄妹愛が良かったので楽しめました。それとストーリーもライトだったので軽い気持ちでスラスラ読めました。
まあ、なので濃厚なストーリーを求めない方なら十分楽しめるかと。
そして5完結なのですが、これもしっかり綺麗に閉められていて良かったです。全然後味悪くありませんでした。
正直、作品の内容からして兄妹愛とカニバリズムなので一般受けは期待出来ないです。そのためかAmazonでもかなりの賛否両論に分かれていますが、こういうテーマの漫画はあまり無いので一度読んでみても新鮮かなと思います。
そしてAmazonのレビューで一番叩かれているのが絵についてなのですが、言うほど下手ですかね?
私は色々な漫画を読んできましたが確かに独特な細いタッチではありますけど読みづらいとは一切感じませんでした。
化け物の描写とか結構好きでしたけどね。ダークな感じして。
Amazonのレビューでは特に1巻が酷いのですが、正直言って1巻は話の導入部分みたいなものなのでとりあえず5巻まで読んで欲しいなというのが私の気持ちですね。
確かに1巻だけ読むと面白くないかもしれません。ただ5巻はAmazonでの評価通り本当に震える。そこらへんのダラダラ続いている漫画よりは確実に面白かったです。
最後に
はい、今回は『pupa』の紹介をしてみました。
ほんと茂木清香先生は結構過小評価されてますけど本当に面白いと思うので是非読んで欲しいですね。
pupaはほんと5巻読んでやっと楽しめる漫画かと思うのでもし読むならしっかり5巻読んで欲しいです。
おそらく最後は涙ポロポロだと思います。
私もかなりやばかったです。
そして新しくなった新装版では特別読切もついているので買うなら新装版をおすすめします。
ではでは、ぐっばいです。lifeさんでした。