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萩本欽一、劇団ひとりらとコント55号再現「みんな二郎さんみたい」

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「結成50周年!全部見せます!『コント55号~笑いの祭典~』」に出演する、萩本欽一と久米宏(左)。

「結成50周年!全部見せます!『コント55号~笑いの祭典~』」に出演する、萩本欽一と久米宏(左)。

「結成50周年!全部見せます!『コント55号~笑いの祭典~』」(NHK BSプレミアム)が11月23日(水・祝)に放送される。先日都内にて番組収録が行われた。

この番組では萩本欽一と坂上二郎によるコント55号の歴史や貴重な映像などを、関根勤小堺一機の案内で紹介。さらに映像に残っていない“幻のコント”を、劇団ひとり小倉久寛風間俊介前野朋哉が再現する。彼らと共に舞台に立つ萩本の熱烈な指導も必見だ。トークコーナーには久米宏もゲストとして登場。1975年より放送されたクイズ番組「ぴったし カン・カン」(TBS)でのコント55号との共演を振り返る。

番組収録後に記者取材会が行われ、萩本と久米が出席した。萩本はコント55号での活動を「前半はどの仕事も言われるままにやっていて、ほとんど記憶がない。コントと芝居の修行を10年やってもテレビではその仕事のオファーがない、というのを教わりました」と語る。久米はコント55号の笑いを「演劇の基本に忠実なんだと思いました。二郎さんが時折見せる恐怖の眼差しがたまらなく好き」と評した。

ひとりや小倉とのコント収録について、萩本は「坂上二郎さんは偉大だった。二郎さんはくたびれないもん」と相方とのタッグを懐かしむ。その一方で「まさかこの歳(75歳)でコント55号をやるとは思わなかった。うれしい日になったかな。みんな、だんだん二郎さんみたいになってきた。(自分の)言葉もキツかったけど、よく付いてきたと思う。お客さんとの気持ちのキャッチボールがあった」と後輩たちに敬意を表した。

結成50周年!全部見せます!「コント55号~笑いの祭典~」

NHK BSプレミアム 2016年11月23日(水・祝)21:00~22:30
<出演者>
萩本欽一 / 久米宏 / 関根勤 / 小堺一機 / 小倉久寛 / 劇団ひとり / 風間俊介 / 前野朋哉 ほか

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