１９日夜、名古屋市北区の市道でトラックが走り去った後で男性が倒れているのが見つかり、その後死亡しました。
その直前に近くの国道で車など数台が絡む追突事故が起き、最後尾のトラックが逃走したということで、警察はトラックが男性を事故に巻き込み逃走したとみて、ひき逃げの疑いで行方を捜査しています。

１９日夜９時半ごろ、名古屋市北区野方通の市道で、トラックが走り去った後、北区内に住む会社員の林勇次さん（３２）が倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが全身を強く打っていて、まもなく死亡しました。
警察によりますと林さんが発見される２分ほど前に、直線距離で約５００メートル東にある国道４１号線で、乗用車など３台の列にトラックが追突する事故があり、トラックはそのまま逃走したということです。
追突事故の現場には、林さんのものとみられるミニバイクが激しく壊れた状態で残っていたということです。
警察は、現場の状況から、トラックが林さんを事故に巻き込んだまま走り続け、逃走したとみて、ひき逃げの疑いでトラックの行方を捜査しています。