11月20日 09時39分
19日、名古屋市で、さまざまな事情から実の親が育てられない赤ちゃんを新しい家庭に託し、実の子どもとして育ててもらう「赤ちゃん縁組」のシンポジウムが開かれました。
このシンポジウムは、児童虐待の防止に取り組んでいるNPO法人が開きました。
名古屋市中区の会場では、「赤ちゃん縁組」など特別養子縁組のあっせんに取り組む民間団体の代表や、乳児院などから養子として迎えた4人の子どもを育てた母親が、それぞれの思いを語りました。
そして、「育児放棄や虐待から1人でも多くの赤ちゃんを救うためには『赤ちゃん縁組』について社会的な理解をもっと深めて、全国で『縁組』を広げる必要がある」ということを確認していました。
厚生労働省によりますと、昨年度、虐待を受けて死亡した子どものうち1歳未満の乳児は60%を超え、なかでも、生まれたその日や1か月以内に死亡したケースは半数以上にのぼっています。
主催したNPO法人「CAPNA」の萬屋育子理事長は「育てられない子どもを新しい家庭に託すという選択肢があることを知ってもらい、1人でも多くの子どもの命を救いたい」と話しています。
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