コイルガンの2種類の磁力線
コイルガンには、大きく分けて「閉じた磁力線を利用」するタイプと、「開放された磁力線を利用」するタイプがあります。詳しくは、それぞれの詳述ページに。
ここでは概略を示します。
閉じた磁力線を利用する
- 磁性アクチュエーター、ソレノイドアクチュエータ―、電磁リレーなどに使われている磁極の構造に似ています。
- 動く鉄片は、細長いもの。コイルも細長くなります。
- エネルギー利用効率は、高くできます。
- 多段にするのがやや難しくなります。
- 外部ヨークを使うと高性能になります。
開いた磁力線を利用する
- 外部ヨークの無いコイルを使います。
- 動く鉄片は、球体または短い円柱などになります。
- エネルギー利用効率はやや低くなります。
- 高エネルギーを投入しても磁気飽和の影響が小さいので、高い速度に達することができます。
- 多段に適しています。
多段化をする
- 閉じた磁力線のタイプでも、開いた磁力線の場合でも多段化は可能です。
- 外部ヨーク同士が接近していると、隣のコイルに干渉しますから、外部ヨークを使う場合には、接近させ過ぎないように注意します。
本当は磁力線はみな閉じている
- ※ 磁力線の間隔の広さで説明する場合も、実は磁力線は、コイルガンの遥か遠方で、ぐるっと回って、結局は閉じているんです。動作を分かりやすくするため、便宜的に、ウソを交えた説明をさせていただきました。
