岐阜県大垣市に本社がある「セイノーホールディングス」は、物流事業を強化するために、鉄道などとともに国際物流を手がけている「阪急阪神ホールディングス」と提携に向けた協議を始めることになりました。
西濃運輸を傘下にもつ「セイノーホールディングス」は、トラック便で約２０万社の法人顧客と取り引きをするなど全国各地に幅広い物流網を持っています。
しかし、人口減少などで将来、国内の物流需要が先細りしていく中で、新たな需要を掘り起こす必要があるため、鉄道や不動産などのほか国際物流も手がけている「阪急阪神ホールディングス」と業務提携に向けた協議を始めることで合意しました。
今後、国際と国内の物流が可能になることをアピールすることで顧客の獲得を目指したいとしています。
またセイノーが阪急阪神の株式を０．１％保有するなど互いの株式を取得する資本提携を結ぶことでも合意しています。