こんにちは、料理人の中でも1.2を争うほどの「めんどくさがりや」と自負しています、ぼり@板前ブロガーです!
カルボナーラって好きですか?ぼくはあの濃厚な感じがかなり好きです。
でも自宅で作ろうとしたときに「生クリーム」を買っておくのってすごく面倒ですよね。他に何に使うの?ってなるし。ビーフシチューとかに彩りとしてかけるのもいいかもしれません。
しかし、最大限の手抜き「簡単」「ひと手間」をモットーとしているぼくにはそれは面倒くさすぎます。
でもカルボナーラ食べたい。こんなときにめんどくさがりやの料理人は真の力を発揮します。
とりあえずちょっとカルボナーラについて調べてみました。
カルボナーラ (Carbonara) とは「炭焼のパスタ」(炭焼職人風)といわれるパスタソースの1種である。
チーズ、黒コショウ、グアンチャーレ若しくはパンチェッタ(塩漬けの豚肉)、鶏卵 (卵黄又は全卵)を用いる。
元々はローマの料理で、パンチェッタかグアンチャーレを使用し、チーズにはペコリーノ・ロマーノやパルミジャーノ・レッジャーノを使う。
パスタにはスパゲッティを使用したものが一般的で、これをスパゲッティ・アッラ・カルボナーラ(Spaghetti alla carbonara)という。
生クリームを使うレシピは、もともと卵が固まるのを防ぐためのレストランの方法で、本来は入らない。
本場ローマでは卵の凝固を防ぐために、グアンチャーレを炒めた際に出る油を事前に卵液へ加え、パスタ投入後はパスタの茹で汁を加えながら素早く和えるという手法が取られる。
説明長いし、なんだかめんどくさそうですが少なくとも生クリームを使わなくてもいいそうです。
ということで、これ以上ないくらいにまで簡単に作るカルボナーラレシピを作ってみました!
必要な時間はわずか5分。時短のレシピとしてご利用ください!
目次
生クリーム不使用の簡単カルボナーラの作り方(具もない)
最大限に時間を省く為に具まではぶいてやりました。
「料理人としてそれどうなの?」って声が聞こえてきそうですが、まさに自分のためだけに作るものなので一向にかまいません。具も加えたい人は勝手にどうぞ。
用意するもの
- スパゲティ 1束(100g)
- にんにく 1かけ
- 鶏卵 1つ
- シュレッドチーズ 卵1個分ほど
- オリーブオイル 少々
めんどくさいので、チーズの量とかも計りません。卵1個ぶんくらいが丁度よかったです。
ここで使っている材料についてご説明させていただきます。
まずこのスパゲティは麺に切り込みを入れる「スーパープロント製法」という胡散臭い画期的すぎる方法で通常10分近くかかる茹で時間を3分に縮めることに成功したというめんどくさがりやにはもってこいの商品です。
5束入って300円程度で入手できるので、1人前60円で入手できます。安すぎる…
そしてチーズですが、こちらはシュレッドチーズ(ピザとかにのっかってるやつ)で十分です。300gくらい入って300円とかで買えます。
そこに鶏卵を加えるだけ。1個20円もあれば買えちゃうので、結果として1食100円以下を実現することができました。
今回は記事のために器も分けて撮影しましたが、普段はこんな感じでまぜちゃってます
作り方
事前にポットに沸かしておいたお湯を鍋にかけ、1ℓにたいして10gの食塩を加えます。
パスタの茹で湯自体に塩を入れることで下味をつけます。あとはソースに絡めるだけです。めっちゃ簡単ですけど、茹で湯の塩加減がそのままパスタの味になるのでここだけはしっかりしておきましょう。
1ℓに10gとか正直計るのもめんどくさいですよね、わかります。
1ℓに10gの塩が入った茹で湯の味はだいたい味噌汁かスープの塩加減と一緒です。いつもの味噌汁の味くらいにしょっぱいなって感じたらおっけー。
ぼくは試行錯誤の末、ポット一杯分のお湯に、軽く一握り分くらいの塩を入れると丁度いいというところにたどり着きました。
まずはパスタを茹で始めます。
茹で時間は守らない
表示されている茹で時間をそのまま適用してしまうと、フライパンでソースを絡めている間にパスタがのびてしまうので、調理全体にかかる時間を「茹で時間」と捉えてください。
なので、茹で時間3分と書いてあるパスタなら2分半くらいで大丈夫です。
また、茹でている間にカルボナーラソースの準備は十分間に合うので、心配せずに最初にパスタを茹で始めましょう。
ソース作り
にんにくをスライスし、オリーブオイルとともにフライパンで熱します。にんにくをスライスするのに包丁とまな板を使うのさえもめんどくさいって方はキッチンハサミでスライスしてもおっけーです。
あとはチーズと卵を混ぜておけば準備完了。2分半で十分間に合います。
完成までの30秒
パスタを茹で始めて2分ほどたったらパスタの茹で湯をオリーブオイルと同じ分量くらいフライパンに入れ着火します。
フライパンを回しているとだんだんオリーブオイルが乳化されてとろとろになってきます。
火を止める
ここが今回の一番のポイントです。パスタをフライパンに投入し、乳化したオリーブオイルと混ぜるときは既に火を止めておく必要があります。
卵とチーズだけで生クリームを使っていないので、パスタがアツアツな状態のところに加えると卵がパサパサになってしまいます。
なので、パスタとオリーブオイルを混ぜるときには少し空気を加えながら若干温度を落とす必要があります。
しっかりオイルとパスタが混ざったところで卵とチーズを加える。
あとは盛り付けたカルボナーラにブラックペッパーなんてふりかけちゃえばかなり本格的に見えますよね。
チェックポイント
- 味噌汁くらいの塩加減でパスタを茹でる
- 茹で時間は調理時間で見る
- 茹で湯でオリーブオイルを乳化させる
- パスタが茹で上がったらフライパンの火を止める
さいごに
具がなくてもしっかりとパンチの効いたカルボナーラができあがりました!
さっさと食事を済ませたい方、自宅でカルボナーラを作ったことがあるという称号を手にいれたい方はぜひ試してみてください!
以上、ぼりでした!












