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2015年7月8日(水)
2015年度大学主催春季人権問題講演会(金正美 氏)

[ 編集者:人権教育研究室   2015年6月3日 更新  ]

【 西宮上ケ原キャンパス開催 】

■日時: 07月 08日 (水) 11時 10分  ~  12時 40分

■場所・開催地:西宮上ケ原キャンパス 社会学部101号教室


■総合テーマ: Towards the Realization of Human Rights -人権保障の実現を目指して
        (2015年度~2019年度)

■講   師: 金 正美(きむ ちょんみ)氏(字幕制作ディレクター、エッセイスト)

■題   目: 「ハンセン病 ~今、私たちにできること~」
  

<講演内容>
2001年ハンセン病国家賠償訴訟で国は控訴を断念、長年にわたり「らい予防法」の法律の下、入所者に隔離生活を強いてきたことを謝罪しました。その後、入所者は奪われた人生、自由を取り戻すことができたのでしょうか。大学時代にたまたま療養所を訪れて以来20年、社会に残る根強い差別や偏見に対して、あるいは隔離の歴史を風化させないために、一学生として、一市民として自分は何ができるのだろうかと悩み考え続けてきました。入所者の方々との交流を通じて、何か特別な専門知識や技能がなくても、自分1人が考えて行動する力は、自分が考えている以上に大きなものになることを教えて頂いたように思います。ハンセン病をテーマに、今私たちができることは何か、一緒に考えてみませんか。

<講師紹介>
1976年生まれ。恵泉女学園大学人文学部日本文化学科卒業。
19歳の時、国立療養所栗生楽泉園を訪れ、詩人桜井哲夫(本名:長峰利造)と出会い、祖父と孫娘のような交流を続ける。
大学卒業後、劇団四季編集部を経て、現在はNHKの放送字幕制作に従事。
2005年社会貢献支援財団より「21世紀若者賞」受賞。
2007年ローマ法王ベネディクト16世と謁見。
著書「しがまっこ溶けた~詩人桜井哲夫との歳月」(NHK出版)2009年青少年読書感想文全国コンクール中学生部門で本書感想文が内閣総理大臣賞受賞をはじめ、現在多くの学校で教材として用いられている。


【一般参加可・申込不要・入場無料】

*本講演会では手話通訳・パソコンテイクによる情報保障を予定しています。
また、録音、録画を行い図書館資料として保存しますのでご活用下さい。

■お問い合わせ
人権教育研究室
TEL 0798-54-6720  E-mail masahi@ (@以下はkwansei.ac.jp)

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