19日放送のラジオ番組「ナイツのちゃきちゃき大放送」(TBSラジオ)で、漫画家の江川達也氏が、尾田栄一郎氏の大人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」を厳しく批評した。

番組では、江川氏がゲストとして登場した。そして漫画に関するトークする中で、ナイツ・塙宣之が「今、日本一売れている漫画といえば『ONE PIECE』ですけど、どうなんですか?」と尋ねたのだ。

これに江川氏は「また炎上させようとしてる!?」と戸惑いつつ、まず「売れるかどうかっていうプロの目で見たら、売れるだろうなって思います」と、一定の評価を下す。一方で、江川氏個人の趣味としては「あんま、面白くねぇな」とバッサリ切ったのだった。

現在、コミックが83巻まで発売している「ONE PIECE」だが、江川氏は7巻まで読んだ結果、「ツラくてツラくて」仕方なかったそうだ。「読んでいてツライ」と思う理由については、「こういうシステムで、こういう編集と打ち合わせして、こんな感じで…」と、漫画制作の舞台裏が見えてしまうからだとか。

江川氏自身も、過去に「ONE PIECE」と同じ「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載していた経験があり、「裏側知ってたら、やっぱり楽しめない」と指摘したのだった。

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