日馬富士、年間最多勝で稀勢の里に並んだ!御嶽海を破り6連勝

2016年11月19日18時12分  スポーツ報知
  • 正代に敗れ年間最多勝で日馬富士に並ばれた稀勢の里

 ◆大相撲九州場所7日目 ○日馬富士(寄り切り)御嶽海●(19日・福岡国際センター)

 結びで横綱・日馬富士(32)=伊勢ヶ浜=は、新三役の御嶽海(239=出羽海=を寄り切りで破り、6連勝を決めた。

 場所前に年間最多勝でトップだった大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が、西前頭3枚目の正代(25)=時津風=に押し出され、2敗目を喫し、日馬富士はこの日の白星で年間62勝と伸ばし、稀勢の里と並んだ。秋場所終了時点で稀勢の里が57勝、日馬富士が56勝だったが7日目でついに首位を捉えた。優勝争いと共に今後、年間最多勝争いも激しさを増していきそうだ。

 6日目に遠藤(26)=追手風=に敗れた横綱・白鵬(31)=宮城野=は、西前頭2枚目の嘉風(34)=尾車=を送り出して1敗を守った。

 6日目に1敗を喫した綱取りの大関・豪栄道(30)=境川=は、東前頭2枚目の魁聖(29)=友綱=を上手投げで破り、連敗はしなかった。

 1敗の大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦=は、西前頭3枚目の正代(25)=時津風=に押し出され、2敗目を喫した。正代は4回目の対戦で稀勢の里から初白星。NHKのインタビュールームで「まだ実感がわかないです」と興奮していた。

 他の大関陣では照ノ富士(24)=伊勢ヶ浜=が西前頭筆頭の碧山(30)=春日野=を寄り切り3日目から5連勝とした。

 琴奨菊(32)=佐渡ヶ嶽=は、大関取りの関脇・高安(26)=田子ノ浦=に土俵際の突き落としで敗れ4敗目。大関昇進へあと1敗もできない高安は4勝3敗と星をひとつ先行させた。

 4人が1敗だった平幕では新入幕の石浦(26)=宮城野=が千代翔馬(25)=九重=との1敗同士の対決を寄り切りで制し平幕でただ一人だけ1敗を守った。

 7日目を終えて全勝の鶴竜を1敗で日馬富士、白鵬、豪栄道、平幕の石浦が追う展開となった。

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