白鵬、連敗はしない…嘉風を送り出し1敗を守る、豪栄道も1敗を死守、稀勢の里は2敗に後退
2016年11月19日17時47分 スポーツ報知
◆大相撲九州場所7日目 ○白鵬(送り出し)嘉風●(19日・福岡国際センター)
6日目に遠藤(26)=追手風=に敗れた横綱・白鵬(31)=宮城野=は、西前頭2枚目の嘉風(34)=尾車=を送り出して1敗を守った。
6日目に1敗を喫した綱取りの大関・豪栄道(30)=境川=は、東前頭2枚目の魁聖(29)=友綱=を上手投げで破り、連敗はしなかった。
1敗の大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦=は、西前頭3枚目の正代(25)=時津風=に押し出され、2敗目を喫した。正代は4回目の対戦で稀勢の里から初白星。NHKのインタビュールームで「まだ実感がわかないです」と興奮していた。
他の大関陣では照ノ富士(24)=伊勢ヶ浜=が西前頭筆頭の碧山(30)=春日野=を寄り切り3日目から5連勝とした。
琴奨菊(32)=佐渡ヶ嶽=は、大関取りの関脇・高安(26)=田子ノ浦=に土俵際の突き落としで敗れ4敗目。大関昇進へあと1敗もできない高安は4勝3敗と星をひとつ先行させた。
4人が1敗だった平幕では新入幕の石浦(26)=宮城野=が千代翔馬(25)=九重=との1敗同士の対決を寄り切りで制し平幕でただ一人だけ1敗を守った。