近畿大の入試中に地震 一部で昼休み後に再開 「不公平」と指摘
19日、入学試験が行われた近畿大学で、英語の試験中に地震が起きたことを受けて時間を1分延長する措置が取られましたが、一部の会場にはこの措置が伝わらず、昼休みなどを挟んだのちに解答用紙を戻して1分間だけ試験を再開していたことがわかりました。昼休みに答え合わせなどをすることも可能だったことから、インターネット上には「不公平だ」という指摘が出ています。
近畿大学では、19日、全国20か所の会場で一般公募推薦入試が行われましたが、英語の試験中に近畿地方などで最大震度4の地震が起きたため、受験生が動揺したとして試験時間を1分延長する措置を取りました。
ところが、東大阪市内にあるキャンパスの2つの教室にいた390人の受験生にはこの措置が伝わらず、昼休みや別の科目の試験を挟んだのちに、回収してあった英語の解答用紙を戻して1分間だけ試験を再開したということです。
昼休みに答え合わせなどをすることも可能だったことから、その後、インターネット上には、「1分間で4、5問(答えを)書き直している人もいた」とか「不公平な試験になった」などという書き込みが相次ぎました。
これについて近畿大学広報部は「あの時点の判断としては適切だったと考えていますが、いろいろとご指摘があるので最善の措置だったかどうか今後、検証します」と話しています。
ところが、東大阪市内にあるキャンパスの2つの教室にいた390人の受験生にはこの措置が伝わらず、昼休みや別の科目の試験を挟んだのちに、回収してあった英語の解答用紙を戻して1分間だけ試験を再開したということです。
昼休みに答え合わせなどをすることも可能だったことから、その後、インターネット上には、「1分間で4、5問(答えを)書き直している人もいた」とか「不公平な試験になった」などという書き込みが相次ぎました。
これについて近畿大学広報部は「あの時点の判断としては適切だったと考えていますが、いろいろとご指摘があるので最善の措置だったかどうか今後、検証します」と話しています。