オバマ大統領 トランプ氏に貿易政策の翻意を期待
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アメリカのオバマ大統領は、トランプ次期大統領がこれまでの貿易政策を見直すと主張していることから、貿易をめぐり他国と対立する可能性に懸念を示す一方、トランプ氏が今後、翻意することに期待をにじませました。
APEC=アジア太平洋経済協力会議に参加するためペルーを訪れているオバマ大統領は19日、中南米の若者たちと対話するイベントに出席し、会場からの質問に応じました。
この中で、オバマ大統領はトランプ次期大統領の政策について、「おそらく貿易をめぐって他国との対立が生じる。次期大統領は、これまでの貿易政策を見直し、いくつかについては反対すると表明しているからだ」と述べ、懸念を示しました。
その一方で、「アメリカの貿易政策がどのように機能しているか検証すれば、アメリカと貿易の相手国の双方の利益になっているとわかるだろう」と述べ、TPP=環太平洋パートナーシップ協定からの離脱などを主張してきたトランプ氏が翻意することに期待をにじませました。
またオバマ大統領は、トランプ氏がNATO=北大西洋条約機構の役割を引き続き重視していくと表明したことを評価したうえで、トランプ氏が求めている同盟国の応分の負担について、「アメリカはNATOのいくつかの国々よりも、はるかに多くの防衛費を負担している」と述べ、トランプ氏の主張に一定の理解を示しました。
この中で、オバマ大統領はトランプ次期大統領の政策について、「おそらく貿易をめぐって他国との対立が生じる。次期大統領は、これまでの貿易政策を見直し、いくつかについては反対すると表明しているからだ」と述べ、懸念を示しました。
その一方で、「アメリカの貿易政策がどのように機能しているか検証すれば、アメリカと貿易の相手国の双方の利益になっているとわかるだろう」と述べ、TPP=環太平洋パートナーシップ協定からの離脱などを主張してきたトランプ氏が翻意することに期待をにじませました。
またオバマ大統領は、トランプ氏がNATO=北大西洋条約機構の役割を引き続き重視していくと表明したことを評価したうえで、トランプ氏が求めている同盟国の応分の負担について、「アメリカはNATOのいくつかの国々よりも、はるかに多くの防衛費を負担している」と述べ、トランプ氏の主張に一定の理解を示しました。