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【ドラニュース】

吉見、捕手育てる

2016年11月20日 紙面から

 強いチームには強い捕手が必要−。「来季はキャッチャーを育てたい。これは僕にしかできないと思う」。中日・吉見一起投手(32)は19日、名古屋市内で契約更改を終えると、投手目線から捕手育成に乗り出す考えを明かした。

 2013年に手術した右肘も万全のケアを尽くした結果、今季はチーム最多の131イニング1/3を投げるまでになった。「これまでは肘が不安で人のことに構っていられなかったけど、ある程度のパフォーマンスは出せた。多少の余裕は出てきたと思う」。だからこそ、改めてチーム全体を見渡すことができるようになった。

 リーグ優勝を飾った広島を見ていて思ったことがある。「石原さんを見ていて、しぐさが谷繁さんにしか見えなかった。そういう捕手が固定されているところは強い。うちも誰かは分からないけど、競争に勝った人間が使われるだろうし、そいつに一本立ちしてもらわないといけない」。今季は杉山、桂の2人が主に先発マスクをかぶった。来季はさらに木下や松井雅を加えての正捕手争いになる。ここを勝ち抜いた捕手に吉見自身が英才教育を施す考えだという。

 

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