朴大統領の退陣求める大規模集会 全国各地で開く=4週連続

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)容疑者の国政介入疑惑の責任を問い朴大統領に退陣を求める大規模集会が19日午後、ソウルをはじめとする韓国の主要都市で開かれた。

  ソウルでは約1500の市民団体がつくる「朴槿恵政権退陣非常国民行動」主催する集会がこの日午後6時から光化門広場で始まった。4週連続の週末の集会となる。

 午後6時半現在、主催側はソウルで35万人、警察は13万5000人が参加したと推定した。

 集会では各界の市民による発言や現政府を批判する映像上映、公演などが行われる。今回の集会には17日に2017年度大学修学能力試験(日本のセンター試験に相当)を終えた受験生の姿もみられた。

 ソウルのほか、光州、蔚山、大田など全国60の地域で、朴大統領の退陣と崔容疑者の国政介入疑惑の厳正捜査を求める集会が開かれている。朴大統領の支持基盤である大邱でも8000人(警察推定2000人)が参加した集会が行われている。

 一方、朴大統領を支持する保守団体は朴大統領の退陣に反対し、野党などを批判する集会を開いた。主催側は6万7000人、警察は1万1000人が参加したと推定した。

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