最近同僚と呑む機会があって、年齢がらどうしても「いかにエンジニアとして生きていくか」みたいなところの話題になったりする。
その中でこんな話をした。
転職の時のネタ作りのつもりで学ぶ
日々新しいフレームワークやツールは出てくるし、 ミドルウェアや言語やアーキテクチャの流行も移り変わる。
もちろん何でも新しいものに乗れば良いというわけではないが、 ある程度世間の潮流を押さえるのもエンジニアとしては必要な態度だろう。
ここ数年僕がモチベーションを保つためにやっているのは、 「何年かして転職する際にネタになる」という発想。
そうやって考えることで「今は楽だけど先がない」みたいなものを作り変える切っ掛けにもなるし、 自分がどういう方向に進みたいかという軸で学ぶべきものの取捨選択にもなる。
転職の時のアピールになるかで考える
ある程度責任ある仕事を任されるようになってくると、 何かと技術的な選択を迫られることがある。
そんな時に考えるのが「転職の面接でその選択を論理的に説明できるか」ということ。
そうやって考えることにより「今やる分には楽だから」とか「社内政治的に」とかいった視点から離れ、 選択肢を客観的に見つめ直すことができる。
こんな感じのことを考えて、僕はここ数年仕事に取り組むようにしている。
ことにウェブやソシャゲの業界は企業の栄枯盛衰が激しく、 今のところ自社の状況が悪くないからといって安心できるものではない。
実際問題として転職というオプションは常に持ち続けるべきだと思うし、 そうでなくても自身の市場的な価値をいかに高めるかということは意識に置いておくべきだろう。
そうやって技術的な向上心を維持することが、 プロダクトの価値にも繋がっていくのではないかと思っている。
- 作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 58人 クリック: 2,107回
- この商品を含むブログ (347件) を見る
↑最近読んでいる。 自己啓発系なものかと思いきや具体的な含蓄があったりしてなかなか面白い。
貼ろうとして気づいたんだけど、これ色々シリーズ出てたのね。
- 作者: 鈴木雄介,Richard Monson-Haefel,長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/10/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 17人 クリック: 362回
- この商品を含むブログ (82件) を見る
- 作者: 神庭弘年,Barbee Davis,笹井崇司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2011/11/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 81回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
- 作者: 吉岡直人
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/11/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 157回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
- 作者: NPO法人IGDA日本小野憲史
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
追記
あと書きどころに迷ってるうちに書き忘れてたんだけど、 過度に会社と自分とを一体化しないことで精神的な安定を保つって意味もあるなーなんて思ってる。