菅義偉官房長官は１６日午前の記者会見で、安倍晋三首相が１７～２３日の日程で米国、ペルー、アルゼンチンの３カ国を訪問すると発表した。米東部時間の１７日にニューヨークでトランプ次期大統領と会談した後、１８日にペルーの首都リマを訪れ、アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議に出席する。

　ペルーでは、１２月に訪日するロシアのプーチン大統領やペルーのクチンスキー大統領らと首脳会談を行う方向で調整している。現職首相としては５７年ぶりの公式訪問となるアルゼンチンではマクリ大統領と会談を行う予定。

　菅氏はトランプ氏との会談について「両首脳の個人的な信頼関係構築にとって極めて有意義な会談だ」と強調した。