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【激震・朴政権】
朴槿恵大統領の愛犬の採用要求か 平昌五輪マスコット
2018年平昌冬季五輪に絡み、今年4月、当時の大会組織委員会会長、趙亮鎬・韓進グループ会長が、朴槿恵大統領が大統領府で飼う「珍島犬」を大会マスコットのモデルに採用するよう国際オリンピック委員会(IOC)に求めスイスまで自家用機で出張したが、拒否されていたと韓国紙、京郷新聞が18日までに報じた。
同グループ関係者は、珍島犬の採用は「大統領の望み」が理由だと話した。趙氏は5月に会長を辞任。当時から事実上の更迭との見方があったが、犬の不採用が原因だった可能性も出てきた。
マスコットは6月に白虎とツキノワグマをモデルにしたものが発表された。京郷新聞は、バッハIOC会長が韓国で犬肉を食べる文化があることを理由に犬の採用を許さなかった、との趙氏の側近の話を伝えた。
趙氏は、ローザンヌでバッハ会長を訪ねた。犬の話を持ち出すとバッハ氏は席を立ったという。(共同)