高速道路の本線を徒歩で横断の男性、はねられ重傷
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岩手県警・高速隊によると、現場は奥州市前沢区字養ケ森付近で片側2車線の直線区間。23歳の男性は上り線側の前沢サービスエリア(SA)から本線に進入して横断を開始。中央分離帯を乗り越え、下り線側に出た直後、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。
男性は近くの病院へ収容されたが、右足を骨折するなどの重傷。クルマは中破したが、運転していた秋田県秋田市内に在住する28歳の女性と、同乗していた生後7か月の男児にケガはなかった。警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。
負傷した男性は家族のクルマに同乗し、前沢SAに訪れていたとみられる。SAと本線の間には樹木があり、道路が直接見えない構造になっていた。
聴取に対して運転者の女性は「突然出てきて避けられなかった」などと供述しているようだ。警察では男性の家族からも事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。