きのうMonex証券の広木さんと初めて会って、トークライブしたのですが、本番前に広木さんがフェイスブックの創業者、マーク・ザッカーバーグの家を見てきた話をしてくれました。

「広瀬さん、フツーの家でしたよ」


そうなんです。ごく、フツーの家です。

「でもプライバシーを確保したいので、ザッカーバーグは自分の周囲の家も全部買い上げて、近所から覗かれないようにしているんだそうです」


ポイントは、そこなんです。

トランプ様はフォーブスによれば37億ドルの個人資産を持っているそうです。一方、マークは500億ドルです。

つまりマークはトラ様より13.5倍もお金持ちなのに、住んでいる家は、こんな感じ。

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一方、トラ様の御家はマンハッタンの五番街のセントラルパークの近く、ティファニーの横にあるトランプタワーの最上階であり、お部屋はこんな感じです。

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この部屋は、明らかに「ひけらかし」のための部屋であり、庶民を「すげー!」と驚かせる意図で装飾されています。

マークがひたすらanonymity (匿名性)を目指しているのと、正反対です。

本当に隠然たる権力をもっているのは、マークの方であり、彼の場合、「ひけらかし」をする必要は、一切ありません。だから毎日、Tシャツ。

一方、トラ様は自分のネームサインを毎日ぴかぴかに磨いて、来客でカーペットがよごれると「俺様のカーペットがぁぁぁぁぁぁ」と取り乱すようなお方です。

トラ様にひれ伏すのは、無教養な下層のひとたち、もしくはマッキンゼーのバカタレくらいのものでしょう。

そういうひとたちは、トラ様に利用されるだけ利用されて「ポイ」されるわけです。

ああ無情!