---いきなりですが,10年前の東京ドームで解散ライブ"THE LAST LIVE 〜最後の夜〜"を終えた瞬間,もう一度,X JAPANとしてステージに上がる日が来るとPATAさんは思っていましたか?
P:Xとしてはやるんだろうなって思ってました.
---いつか,Xとして?
P:うん.やるような感じがなかったわけでもないから.
---ムードとしては.
P:うん.なので,解散ライブと言っても,その時はあんまりピンときてなかったですね.
---ああ,逆に解散という事実自体がピンときてなかった.
P:ですね.だから,とりあえずTOSHIくんが抜けたわけですから,あの時のXはこれで最後かと思いましたけど.
---あのラインナップでのX JAPAN,ということですね.
P:そうですね.
--でも,ラインナップは変わるかもしれないけれども,いつかきっとやるんだろうな,と.
P:またやろうっていう話もなかったこともなかったですし,きっとやるかなって思ってた.だから,ほんとにXがなくなっちゃうんだなって思った感触はなかったですね,その時は.
---そうだったんですか.僕は解散ライブの『Forever Love』で号泣してましたよ.
P:いや,もちろんこのメンツでは最後だなっていうのはありましたけど.そういう意味で,これで最後だな,とは思ってましたけど.でもまぁ,これに近い形でまたステージに立つんじゃないかとは思ってましたね.
---その時期とか,PATAさん的にイメージはあったんですか?
P:ないです(笑)."2〜3年は絶対ねぇな"とは思ってたけど.
---あれから10年が経過して,その間もPATAさんにはDope HEADzやRa:INがあり,音楽活動はずっと続けていたわけじゃないですか.そんなXではない活動をしている中で,ふとXのことがよぎったりすることはありました?
P:よぎるっていうか,結局やってきたことですし,何かにつけて付きまとうわけじゃないですか.それが鬱陶しいとは言いませんけど(笑).だからXは……自分にとっての小学校とか中学校みたいな.それプラス,もうプラスαあるんですけど,ずっとやってきたことなので,常に(自分の中に)あるもんだと思いますけどね.
---ある種,PATAさんにとっての義務教育みたいな(笑).
P:そうですね.そんな感じでずっとあるもんだと思ってましたね.常にどっかしら,そこを通ってきて勉強になったこともあったし,その体験が重要でここに至る,みたいな部分があるので.
---例えば,高校でDope HEADzをやったり,大学でRa:INをやったりしていく中で…….
P:いや,実際は高校卒業してねぇし,大学は行ってねぇし,みたいな(笑).
---あはははは(笑).その時,小〜中学校時代を思い出すことはない?
P:やってる時は,まず考えないですね.それこそ,行ったことはないですけど(笑),大学に通いながら大学の勉強に一生懸命,みたいな感じですね.
---今回の再結成に関してですが,最初の話としては新曲『I.V.』の話から始まったんですよね.
P:でしょうね.その前に世間ではいろんな噂があったと思うんですけど.でも(YOSHIKIと)会った時に,「今こういう話があるんだけど,やんない?」って言うんで,「いいよ」って.だから,わりと軽いのかな(笑).わかんないですけど.
---"え,今?"みたいなビックリはなかったんですか?PATAさんとしては.
P:その時はXって名前がそんなに出てきてないんですよ."ギター弾いて"っていう感じで.俺の捉え方,ニュアンスとしては,友達が"ギター弾いてくんない?"って言ってるから"いいよ"って感じ."仕事やりまっせ"って感じじゃないけど(笑).
---それが,実はXだった,みたいな.
P:そうですね,その場では深く,そんなに考えてなかったですね.間違って,すっごいとこに足突っ込んだんじゃないか?って思いますけどね(笑).
---あはははは(笑).でも,紛うことなきX JAPANの再結成だったわけですね,それが.
P:ね(笑).そうだったみたいですね,蓋を開けてみると.
---例えば,レコーディング作業であるとか,お台場でのPV撮影の時に4人が揃った瞬間,何を感じました?
P:一応,PV撮影とか,ステージ・セット風になってたじゃないですか.何か……"そんな変わってねぇな"って.だから,普通っちゃ普通だし,約1名いないからすっげぇ不思議と思ってる部分もないことはないですけど.何か,下手から見た風景としては,思ったより久し振りの違和感はなかったです.まぁ,あんだけずっと一緒にやってたんで,それが10年経ったのかぁ,ってくらいですね.変わってないです,あんまり.
---なるほど.感慨みたいなものも,あまり…?
P:うーん….その時はそれをやるだけでいっぱいだったんで.
---確かにそうかもしれませんね.これが当時の曲でもやるんだったら,また何か違ったのかもしれませんけど.
P:そうですね.何せ新曲ですからね.でも,何か"Xみてぇだな"って(笑).
---"Xみたい"って,Xそのものなんですけど(笑).
P:そのものなんだけど,"Xみてぇ"って(笑).
---海外ではツェッペリンが一夜限りの復活ライブをやったりしたじゃないですか.それ以上のショックというかビックリ感がありましたけどね,今回の再結成には.
P:そのツェッペリンの再結成を知って,"じゃあ,Xが再結成しても不思議はないのかな"って思いましたけどね,個人的には(笑).
---もしかして,観に行ったんですか?
P:行ってないですよ.外れましたよ(笑).当たったら借金してでも,一人でも絶対行ってやろうと思ってたんだけど(笑),無理でした.
---心の底から観たい人がいっぱいいるのに,何故かエリカ様が観れる現実って,何となく納得いかないんですけど(笑).
P:納得いかないっつったら納得いかないですよ,かなりの勢いで(笑).
---『I.V.』のレコーディングのムードはどんな雰囲気だったんですか?切羽詰まった状況だったとは聞いてるんですけど,久々の共同作業現場だったわけですね.
P:そうですね,不思議でしたね.何せスタジオに行くまで,俺は曲を聴いたことがなかったんで.
---え!? 現場に行くまでですか?
P:はい(笑).
---そんなレコーディング,あり得ないですよね.
P:俺も"あり得んの?"って思ったんですけど,でも聴いてて,そこには歌も入ってたんですけど,”何かXみたいなね"って(笑).
---あはははは(笑).
P:まだ(Xをやっている)実感がないわけですよ.だから"この曲,Xみたいだね"ってなるわけですよ(笑).いわゆるYOSHIKI節ってヤツで.
---特にサビなんかは,まさに.
P:サビが出てきた時,「あー,これほんとにXみてぇ!」って言いましたけどね(笑).
---またTOSHIさんの声が乗ると,よりそう思ってしまいますよね.
P:それもありますけどね.結局,他の人が歌ったことがないんで.
---少なくとも解散当時,このラインナップのXは終わりだなという想いがPATAさんの中にもあって.それから10年を経て,残念ながらHIDEさんはそこにはいないんですけど,ボーカリストは変わっていないという事実.その辺りについて,PATAさんはどう捉えていますか?
P:期間が空いたっていうのもあって,YOSHIKIの中で多分,Xをやる上ではやっぱりアイツが一番良かったのかなぁ.別に他の選択肢はないですけど(笑),それがOKだったからXをやろうってことになったんじゃないですかね.
---それにしても,曲も知らされないままスタジオに行かざるを得ないという現実も,これまたシビれますよね.ギタリストとしては.
P:シビれますね.
---呑まずにはおれん,と(笑).
P:というか,それはですね……スケジュールの合間に,急に1日だけ来いって言われてもですね……その前に4連チャンでライブやってボロボロになって帰ってきて,"この日しか空いてないんですけど,この日に終わらないと明日,北京に行けないんですけど"っていう,そういう状態だったんですよ(笑).
---ヒドい…(笑).
P:このバンドが普通じゃないことは重々わかってるんですけど,でも10年振りにこんな攻撃はねぇだろ!?と(笑).わかっちゃいるけど,勘弁してくださいっていう(笑).
---(笑)でも,その渦中にPATAさんも"いいよ"と乗ってしまったわけですね.
P:だって,その日しかできないんだもん(笑).仕方ないじゃん.だから,その日はガソリン(お酒)入れるしかなかったんですね(笑).
---ちなみに,TOSHIさんとは久々の再会だったんですか?
P:えっと……最後の東京ドームのステージを降りてから会ってなかったです.
---そうですか……あ,その後に紅白のステージがありましたよね?
P:ありましたっけ,そんなの?
---ありましたよ.
P:へー.じゃあ,そのステージですかね.それが終わって,楽屋に帰る時に会ったのが最後って感じじゃないですか,きっと.だから,紅白のこととか全然覚えてない.俺,ずっと東京ドームのステージを降りてから会ってないと思ってました.
---その最後の瞬間っていうのは,何か会話はあったんですか?
P:全然覚えてないです.紅白出たこと自体,覚えてないくらいなんで(笑).ステージで会ったっていう記憶しかないですね.紅白は付け足しみたいな感じだったから,東京ドームで終わったもんだとばっかり思ってた,頭の中で.10年間そう思ってた.
---その時は"もう会うことはないのかな"と思ってました?
P:そんなことはないけど.道端でバッタリとかあるかもしれないと思ってたけど……実際に会ったのは,『I.V.』のビデオ・シューティングの2日前じゃないかな.声を聴いたのはレコーディングで.
---"久し振り"という感じですか.
P:「久し振りだな」とは言った記憶がありますけど.
---なるほど.何か変わっていましたか?
P:いや,何せ10年前の記憶なんで……何が変わってて,何が変わってないかわからないですけど.まぁ,人の噂で聞くほど大きく変わってたわけじゃなかったなっていう.
---なるほど.『I.V.』のレコーディングで,彼の歌に関して感じたことはどんなことだったんでしょう?
P:よく声出るなって.やっぱり上手ぇよなって(笑).
---YOSHIKIさんに関しては,いかがでした?
P:変わってないね(笑).
---同感です(笑).解散以降,会ってたんですか?
P:いや,そんなには.イヤな話になるけど,葬儀とか法事とかで,たまにイレギュラーで会うくらい.
---なるほど.で,4人集まってステージに立った時のイメージは"そんなに変わってないな"っていう.
P:それこそ違和感がなかったっていうか.だから,横でYOSHIKIがトラム叩いてるっていうよりも,”ドラム叩いてて当然だろ?"っていう(笑).
---そんな中,新曲やPV撮影のみならず,ついにライブも決定したわけですが,PATAさんが今,X JAPANとしてのライブでイメージしてるものって,どんなものなんでしょうか?
P:正直言いますと,まだ何も…リハーサルもしてないわけで,どうなることやら…って感じで.というよりも,まだそこに立っている自分が想像できないですね.昔の自分は何となく思い出せるんですけど,今年の3月に立つ自分はまだイメージできてないです.
---この際,昔のライブDVDでも観ておきますか(笑).
P:……ウチにあんのかな?
---あはははは(笑)
P:ウチにあれば,そのうち観てみます.何やってたか,ちょっと予習しとかないとね(笑).
---Xの楽曲って,身体に染み付いているというか,すぐに弾けるものなんですか?
P:わかんない(笑).まだ『紅』練習しようとか,そういうモードに入ってないんで.昔,『紅』とか久し振りにリハやって,何百回もやったことあるのに"あれっ?このイントロ何だっけ?"ってなったことありますしね(笑).だから…どうなるんでしょうね(笑).身体が反応するのかもしれないけど,やってみないとわからないです.頑張って覚えましょう,思い出しましょう(笑).
---(笑)ライブに対する期待とか不安とか,何か感じていることはありますか?
P:期待は,楽しければいいなって.自分もオーディエンスの人たちも,楽しんでくれればいいなって思いますけど.不安は……楽しませなきゃいけないな,と(笑).
---『I.V.』とか,楽しみですけどね.
P:それもリハビリのうちなんで,これから聴かなきゃなって思いますけど.
---逆に『I.V.』は大丈夫なんじゃないですか?レコーディングしたばかりなんですから.
P:いやー,どうかな?アヤしいもんですね(笑).
---あと,10年振りのXのライブであるにもかかわらず,チケットが一瞬で完全ソールドアウトしてしまうという凄まじい状況になっていますが.
P:何日か前にファンの人にそう言われて"へー,そうなんだ"って感じなんですけど.
---PATAさんの知らないところで,世間はパニックになってますよ.ライブは嬉しいけれども,肝心のチケットが買えないよっていう.
P:ありがたいことですよね.
---これって,奇跡的な現象だと思うんですよね.つまり,PATAさんが買えなくて悔しい思いをしたレッド・ツェッペリンの再結成ライブと同様の状況になっているわけですよ.すでにプラチナ・チケット化しているわけですよ,X JAPANのチケットは.
P:はぁ……全然現実味がねぇ(笑).ツェッペリンは買えなくて悔しいなって思ったけど.
---いや,同じですから(笑).今,世間ではPATAさんがジミー・ペイジ状態になっているわけですよ(笑).
P:まったく現実味がないです.
---その東京ドーム,PATAさんはどんなビジュアルで臨もうと?
P:変わんないですよ,きっと.
---過去には,真っ赤なモヒカン時代もありましたけれども.
P:思い起こせば20年くらい前ですか(笑).
---『BLUE BLOOD』でデビューした頃ですね.
P:あのくそデカいポスターですか(笑).
---何であの時はモヒカンにしようと思ったんですか?
P:あの前から頭は剃ってたんだけど……これは多分,昔も喋ったと思うんだけど,朝まで呑んでて,撮影が朝早かったんですね.で,「いっそ剃った方がカッコいいんじゃないの?」って誰かが言って,「剃っていいよ」って.あれ切ったの,HIDEだしね.あの髪を切って束ねて,自分の付け毛にしたのは松本ですから(笑).あれ,ずーっと大事に持ってましたよ.アイツのメイク道具の中に入ってましたから.人毛の付け毛なんですね.最初の頃,アイツの頭の一部が赤かったでしょ?あれ,俺の付け毛です(笑).
---なるほど!そんじゃそこらの毛じゃなかったんですね.
P:そうそう.
---10年以上も熱く応援し続けるファンを生み出してしまうX JAPANの魅力って,やっている側からすると何だと感じていますか?
P:それは,そう思っている人に訊いてください.俺には説明できないです.
---やっている側として,他のバンドとは異なる特別な想いはあるんですか?
P:やることは一緒なんですけど,匂いからすると,やってる側でも多分違う.バンドの雰囲気っていうのはそれぞれ,全然違うじゃないですか.俺のやることはギター弾くだけなんだけど.
---PATAさんがイメージするXの匂いって,どういうものですか?
P:……わっかんねーな.もう1回入ってみて考えます.思い出します(笑).
---はい(笑).3月の東京ドームでの"攻撃再開"以降の攻撃予定というか,PATAさんが描いている"こうしていきたい"というイメージがあれば訊いてみたいんですけど.
P:Xを観れなかった人にも観せてあげたいなって."観せてあげたい"っていうのはちょっとおこがましいな.観て欲しいなって.
---ありがたいです.
P:うん.そうなったらいいんじゃないかなって.東京だけに限らずね.希望的観測なんで何とも言えないですが.
---音楽の予定に関してはいかがですか?
P:さぁ,どうなんだろう…?神のみぞ知る,ですね(笑).リーダーに訊いてください(笑).
---ちなみに,『Without You』のギター・トラックはもう弾いたんですか?
P:えっと,残念ながら"バラードである"っていう予想しかないです.……多分,東條さんの方が情報早いと思いますよ(笑).
---そんなぁ…(苦笑),じゃあ,PATAさんが好きな,思い入れのあるX JAPANの楽曲を教えてください.
P:"好きな曲"って言われちゃうとわからないけど,全部の曲に思い入れはありますよ.
---その中でも,敢えて挙げるとすると?"これを弾く時は燃える"とか.
P:結局全曲,ライブで何かがあったりとか,レコーディングの時はこうだったな,曲作ってる時はこうだったなとか,そういうのが思い浮かんでくるんで,こればっかりは何とも言えないですね.
---そうですか.じゃあ,セットリストとして,PATAさんが個人的にやってみたい曲は何ですか?
P:考えようと思ってるんですけど,なかなか思い浮かばない.思い浮かんでこないっていうか……Xって,セットリスト自体は短いじゃないですか.ライブは長いくせに(笑).
---そうなんですよね!ライブはめっちゃ長いのに,"あれ?10曲なんだ"みたいな.
P:そうそう.曲順表だけ見ると,すっげー短いんですよね(笑).それを考えていくと,何をやれば面白いのかな?って思ったりとか……今,考え中です.
---あと,10年振りのライブでもありつつ,今年はHIDEさんの10回忌でもあるじゃないですか.
P:そっか.
---今だから話せるというか,PATAさんのHIDEさんへの想いっていうのはどんなものがありますか?
P:平たく言えば,"いねぇじゃんかよ"とは思いますね.何て言っていいのかわからないけど,"いねぇじゃんかよ!何でいねぇんだよ?"って感じですかね.今だったらね."困るじゃん!"って(笑).
---なるほど.
P:一言で言うならそうですね.ズラズラと並べられないですね,やっぱり.
---ふと思ったりもします?HIDEさんのことを.
P:ありますよ,やっぱり.人の車乗ったりして,HIDEの曲がかかってたりすると"何だっけ?この曲,知ってるな……あ,俺弾いたことあるな"って(笑).
---(笑)PATAさんにとって,HIDEさんってどんな人でした?
P:ある意味,ちゃんとしてるけど,ダメ兄ちゃんかな.1コ年上だからね.
---ダメ兄ちゃんでしたか.
P:もちろん,ちゃんとしてるところもありますけど.
---どんなところがダメ兄ちゃんでした?
P:それはここではお答えできません(笑).基本的には呑み友達ですからね.昔から近所に住んでて,よく一緒に呑んでましたから.
---ほんとは5人でリユニオンできたら,それが一番自然というか…….
P:うん,そうだったのかもしれないですね.5人いたら,10年後どうなってたんだろうな?って思いますけどね.
---それは思いますね.
P:アイツが生きてたらどうなってたんだろうね.もしかしたら,もっと手っ取り早く(X JAPANを)やってたかもしれないしね.
---そうですね….ズバリ,PATAさんにとってX JAPANというバンドは何なんですかね?
P:わかんないですけど,俺は実際にライブやるまで始まってないと思ってて.リハやるまで始まってないというか,ライブ一発やるまで始まってないというか.最初の答えと一緒になっちゃうけど,やっぱ小学校かな.そこで基本的ないろんなことを覚えるじゃないですか.足し算,引き算,掛け算,割り算ができれば大人は生きていけるんで.そこが一番密度の濃い過程なわけだから.
---わかりました.
P:6年生で卒業した時に"ちゃんと覚えたことできるといいな"くらいの感じ."中学校に行って,ちょっとだけ知識が増えてるといいな"って.逆に,もっとバカになっててもいいですけど(笑).
---先ほど質問した,好きな曲に関してはどうですか?何か出てきました?
P:『UNFINISHED』が好きだったな.あんまり俺,関係ないけど(笑).
---それは何故,好きだったんですか?
P:傍で聴いてるのが好きだった.その瞬間はお客さんになれるじゃないですか.
---ああ,なるほど(笑).僕なんかは個人的に,『Stab Me In The Back』とか『Standing Sex』で,その曲に入る前にPATAさんが…….
P:ああ,何かやってましたね(笑).
---毎回やってましたよ.そのちょっとした見せ場から,あの怒濤のリフに切り込んでいってもらえると間違いなく燃えちゃいますけどね.
P:そんなの忘れてたよ(笑).
---是非,PATAさんが刻みまくる『Stab Me In The Back』で僕たちを震えさせてください.
P:さぁ,できますかね(笑)?