【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台（大統領府）の鄭然国（チョン・ヨングク）報道官は１８日、記者団に対し、来月日本での開催を調整している韓日中３カ国首脳会談への朴槿恵（パク・クネ）大統領の出席について、「日程が確定すれば出席する」と述べ、朴大統領が出席する方針を重ねて示した。
韓国が首脳会談に出席する方針を伝えたとの日本メディアの報道に対しては、「聞いていない」とした。
会談は３カ国の協力体制の強化を目指し、各国持ち回りで行われている。今年の主催国の日本は来月１９～２０日の開催を韓国と中国に打診しているとされる。
朴大統領は親友の崔順実（チェ・スンシル）容疑者の国政介入疑惑による混乱が続き、会談への出席は難しいとの見方が出ていた。
一方、鄭報道官は今週末に朴大統領の退陣を求める４回目の大規模集会が予定されていることに関し、「鋭意注視する」と述べた。先週末に開かれた３回目の集会にはソウル都心だけで１９８７年の民主化運動以降で最大規模となる約１００万人（主催者推定、警察推定は２６万人）が集まった。
朴大統領は２０１４年と１５年の大学修学能力試験（日本のセンター試験に相当）の実施日に受験生に応援のメッセージを送ったが、今年（１７日）はメッセージを出さなかった。