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 19日午前8時53分ごろ、愛知県瀬戸市の県警瀬戸署の拳銃保管室内で、交通課の男性巡査長(37)が自分の拳銃を発射した。巡査長は頭部を負傷し、病院に搬送された。手術をしたが、意識不明の重体という。

 署によると、巡査長は出勤直後に、拳銃に弾を込めるために保管室を訪れていた。拳銃の管理情報をパソコンに入力していた別の署員が発射音を聞き、振り返ると巡査長が仰向けで倒れていたという。署などによると、右側頭部と頭頂部に弾が貫通した跡があった。署は巡査長が自殺を図ったか、拳銃が暴発した可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。