大出公二
2016年11月19日19時28分
AI(人工知能)を実装した日本のコンピューター囲碁ソフト「Deep Zen Go(ディープゼンゴ)」と、趙治勲(ちょうちくん)名誉名人(60)との三番勝負「囲碁電王戦」の第1局が19日、東京都内であった。正式な碁の十九路盤を使い、ハンディなしの「互先(たがいせん)」という国内初の対局は、史上最多のタイトル獲得数を誇る趙名誉名人が223手までで黒番中押し勝ちし、人間の意地を見せた。
国内最強クラスのZenは、序盤から犠牲を払いつつ主導権を握る大胆な手で優勢を築いた。立会人の張栩(ちょうう)九段は「石の働きや効率など碁の深いところをわかっている。知らないうちにペースをつかんでいる感じ」と言う。だが終盤の詰めで疑問手が続き逆転を許し、はじき出す勝率が50%を大きく割り込んだ。最後は開発プログラマーの判断で投了した。
対局は20日に第2局、23日に第3局がある。趙名誉名人が第2局で勝ち越しを決めても3局打つ。
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