2016-11-19

確認する人を初めて見た

研究室でのフィールド調査の帰り道、駅まで送ってくれるというのでお言葉に甘えて先輩の車に乗った。

国道を抜けて街中を走っている時、前方に踏切が現れた。

単線なんですねー。珍しいです」「ここら辺けっこう田舎からね」

そんな感じで会話しながら、先輩は自然動作で窓を開けた。

季節は冬。もう日が落ちて肌寒くなり、暖房をつけるくらいの気温だ。普通なら窓を開けない。

先輩は上着を着たままだから暑いのかな?それか変な臭いでもするのかな?

不思議に思いながらも特にそのことに触れずにいたら、先輩は再び窓を閉めた。

ふと心当たりがあって、まさかとは思いながら聞いてみた。

「先輩、もしかして踏切の音確認してたんですか?」

「うん、そうだよ?」

「えっもしかして毎回踏切通るたびに窓開けてるんですか!?

「えっだってそう習わない?」

「習いますけど…先輩って免許取ったのいつですか?」

「3年前かな?大学1年のとき取ったよ」

「3年間ずっと踏切で窓開けてるんですか…!?

「ええ…なんで俺そんな驚かれてるの…」

踏切では一時停止して窓を開けて音確認する。それは私も教習所で何回もやらされた。

でも実際に公道に出てからは、一時停止はするけれど音確認をしたことはない。

今までいろんな人の車に乗ってきたけれど、音確認をする人には出会ったことが無い。

まりにも純粋な先輩の行動をネタにするのもはばかられたのでここに書かせてもらった。

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