ただの雑談に近い話なんですが、業界関係者より興味深い話を聞いたので記事にしておきます。
一般的にホテルや旅館の宿泊って、それそのものを単体で予約するよりも、航空券や新幹線切符とセットで予約したほうが安いもの。
- 安い:交通手段+ホテル宿泊のパッケージプランを予約
- 高い:ホテルと交通手段を別々に予約
これって個人的に『1つ予約よりも2つ予約のほうが利益額がそれだけ大きくなるため、粗利を少し削ってお得に見せているのかな?』とか、『旅行会社がまとめてホテルの部屋を借り上げてるから安いのかな?』なんて思っていたんですが、どうやらこれは違うようなんです。
理由はキャンセル率が低くなるため:
ではなぜ航空券や新幹線切符とセットでホテルを予約すると安くなるのか…というと、それはキャンセル率が通常よりも低くなるため。
つまりホテル単体を予約した方はちょっとしたことでキャンセルしてしまう傾向にあるけれども、行き帰りの交通手段も予約した方はキャンセルする可能性が極端に低いために、ホテル側でも安く、部屋を提供できる…ということらしいのです。
- ホテルのみの予約:直前になってキャンセルされやすい。
- ホテルと交通手段をセット予約:直前になってもキャンセルされにくい。
ほんと、言われてみればなるほどなぁ…というものですが、私の中に全くその観点はなかったので、世の中うまく出来てるなーと。こんな感じでホテル側にもメリットがあるからこそ、単体で売るよりも安く部屋を提供できるのですね。
交通手段側も割引できる:
そしてこれはもちろん航空会社や鉄道会社の立場でも同じ。
ホテル宿泊と同時に交通チケットまで予約してくれた方はキャンセル率が下がるので、単体での予約よりも結果的に安価で席を提供することが出来るというメリットがある。
だからこそ、日本航空やJR東日本が提供しているパッケージプランでは往復の交通チケット代以下の金額でホテル宿泊までついてくるのですね。ようやく謎が解けました*1。
以上、なぜ航空券や新幹線切符とセットにしてホテルを予約すると、通常よりも安く泊まることが出来るのか?その理由を業界関係者に聞いた話でした。
参考リンク:
旅費を安くしたい、安く海外旅行に行きたい…という方は、下記記事も参考にどうぞ。旅行代金をいかに安くするのかという観点で、その方法をまとめています。
*1:もちろんそれ以外にも安くして空席を埋めたいなどの理由はあるとは思います。あくまで一因として、そういうキャンセル率の低さがあると思ってもらえればOKですね。