【楽天】岸、自己新15勝&日本一宣言!星野副会長「迷ったら前へ進め」後押し
2016年11月19日6時0分 スポーツ報知
西武から海外フリーエジェント(FA)権を行使した岸孝之投手(31)が18日、楽天と契約し、コボスタで入団会見に臨んだ。4年契約で来季年俸は2億2500万円。総額16億円とみられ、背番号は西武時代と同じ11に決まった。通算103勝右腕は来季の日本一奪回と15勝を誓った。
テレビカメラ7台、報道陣約70人が視線を送る中、会見場に現れた岸は「悩んで、悩んで決断してこの日を迎えられてホッとしています。東北、仙台を盛り上げたいと思って決断しました」と安どの表情を浮かべた。名取北高、東北学院大と宮城で生まれ育った。決断した理由は故郷への恩返しと東北復興。11年の東日本大震災では家族を含め友人らが被害に遭った。「何かしたいと思っていたけど、何もできずにここまできた。これからは僕ができることは何でもしたい」。西武時代に踏み出せなかった復興への一歩をしるすと約束した。
星野副会長とは11日の初交渉後に2度会談し、さらに毎日のように電話でラブコールを受けた。闘将のモットーである「迷ったら前へ進め」という熱い言葉で心を動かされ、「その言葉で前に進めたかな」と白い歯をこぼした。
来季は則本とともにチームの双璧として大車輪の活躍を期待される。「優勝しないと来た意味がない。常にキャリアハイを目指している。15勝はしたい」と宣言。西武との対戦にも「楽しみだが、怖い。あの打線をずっと見てきたので。でも投げるからには抑えたい」と言い切った。31歳は先発投手陣で最年長。地元が生んだ東北の星が、杜(もり)の都を沸かせる。(長井 毅)