稲田朋美防衛相は18日午前、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊部隊に対し、安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」と「宿営地の共同防護」の任務を付与する命令を出した。20日から順次派遣される交代部隊は12月12日以降、これらの活動が可能になる。
命令では、施設部隊の活動範囲を宿営地のある首都ジュバとその周辺地域に限定した。防衛省は、国連職員らを武器を持って救援する駆け付け警護も「活動範囲内におのずと限定される」と説明している。稲田氏は18日午前の記者会見で「駆け付け警護は自己の安全を確保しながら応急的に行う。命令を出したのは私なので、すべてのことの責任は私にある」と述べた。
交代部隊は陸自第9師団(青森市)を中心に編成され、20日から3回に分けてジュバに派遣される。政府は、駆け付け警護を任務に追加する実施計画を15日に閣議決定した。【村尾哲】