映画聖の青春。主要キャスト難病の若き棋士村山聖(松山ケンイチ)天才棋士羽生善治(東出昌大)主題歌:終わりのない空(秦基博)大ヒット確実なこの作品を完全解説。
村山聖とは
5歳の時、腎臓の病気ネフローゼであることがわかる。入院中に父から教わった将棋にのめり込む。史上最年少で名人位を獲得した谷川浩司に憧れプロ棋士を目指す。森信雄を師匠としA級リーqグまでのぼりつめる。名人位目前にして短い生涯に幕を閉じた。
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聖の青春の見どころについて松山ケンイチは
腎臓が悪く顔がむくんでいる村山聖になりきるため激太りして挑んだ松山ケンイチ。将棋は東出昌大とともに大好きだそう。村山聖役も自ら手を挙げたとのこと。
村山さんは『将棋の鬼』みたいな人ではないじゃないですか。もちろん、将棋にかけている時間はものすごいですけど、(持病のための)薬飲むのも忘れて本気で酒を飲むし、本気で麻雀もするし。命を縮めることになりそうなのに、なんでこんなに酒を飲むんだろう? って思ったんですよ。麻雀の誘いがあったら断らなかったらしいですからね、でも、それを観てくれたお客さんが、それぞれ考えてくれたら面白いなあと思うんですよね。
『聖の青春』松山ケンイチ インタビュー「感覚のモノサシが変わり続けること。それが青春」 [T-SITE]より
インタビューで松山ケンイチはこのように語った。
東出昌大がこの映画にかける想いをインタビューで述べた
仕事の流儀で羽生善治に興味を持ったという東出。この役のオファーは嬉しかったと。
Q:東出さんは羽生善治さん本人にもお会いしたそうですね。
東出:羽生さんに直接お会いして、その存在と志すものの大きさを実感しました。羽生さんは村山さんと違って、生きるか死ぬかという境遇ではありません。でも以前に羽生さんはインタビューで「さらに先の世界へ行くと、もう帰って来られない気がする」と語っています。狂気のような世界にとりつかれ、“生”が終わる感覚ですよね。ですから羽生さんが人生を賭(と)している場所に、僕なりに近づけたらと努めました。
『聖の青春』松山ケンイチ&東出昌大 単独インタビュー - シネマトゥデイ
劇中で死闘を演じた松山ケンイチとは将棋は打ちたくないと。最後で最高の対局のまま終わるつもりだ。