蹴球探訪
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【ドラニュース】福、24日で8キロ減2016年11月19日 紙面から 中日の福敬登投手(24)が、沖縄・北谷町での秋季キャンプで8キロのダイエットに成功した。シーズン中に球速アップのために増量して失敗。「パワー」でなく「キレ」に転換し、連日の猛練習で絞った。同じ左腕で侍戦士でもある岡田の姿も参考にして最適な体を模索する。今キャンプは最終盤を迎え、参加する若手11投手の走力も急成長。勝崎耕世チーフコンディショニングコーチ(51)は、落合政権だった黄金期に体力面では匹敵すると太鼓判を押した。 沖縄に来たばかりの24日前とは明らかに違う。日焼けした肌でも、ワイルドさを増した無精ひげでもない。肉付きの良かった福はもういない。「ユニホームがダブダブになっちゃって」。そう笑う表情にも、精悍(せいかん)さが漂う。 キャンプイン時の93キロから85キロに。食事制限はせず、朝から日が暮れるまで過酷な練習で自然と体重は下降線をたどった。その結果「動けるようになった」と実感。400メートル走のタイムも5秒も縮め、守備練習でも周囲から「キレてるね!」との声。肝心の投球練習でも「球のキレが出てきたと言われます」とうなずく。 ルーキーイヤーの教訓を生かしたダイエット。入団時には今と同じ85キロ前後だったが、1軍で登板を重ねていた前半戦、さらに球速を上げようと増量に着手した。満腹まで食べた後に補助食のサプリメントを口にして90キロ超にしたが「そこまで球の速さは変わりませんでした」。むしろ体の重さを感じ、動きが鈍くなった。 球界では、ダルビッシュ(米レンジャーズ)や大谷(日本ハム)らが筋力トレや食事で体重アップを図るなど「マッチョ化」が主流。その潮流に逆らうような減量だが「体の大きさがそのままパワーや球威につながるとは限らないのかもしれません」と福。最速150キロを記録したJR九州時代も80キロ半ばだった。自らの適正体重を探る挑戦でもある。 PR情報 |