蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ドラゴンズ】中日・大野雄大投手(28)が18日、名古屋市内で契約交渉に臨み、1億800万円から20%減の8640万円で更改した。春先の左肘痛に不振も重なって、4年連続2桁勝利を逃した左腕は即座に「復肩」を宣言。苦手にしたコイ倒を誓った。チームをAクラス入りへ導くのは、エースの活躍だ。 せっかく手にした1億円プレーヤーの称号も、1年にして失った。2桁勝利も規定投球回数も届かず。大野は20%減額を飲み込んだ。だが、即座に巻き返しを誓った。ターゲットは今季優勝した広島、特にあの新井さんと神ってる男・鈴木だ。 「これまで抑えられていたバッターに打たれました。シーズン中はカープの勢いを止めると言っておいて、止められなかった。広島に限ったことではなく『大野には手も足も出ない』と言われるピッチャーに成長したい」 コイの勢いに飲まれ続けた。防御率、被本塁打ともに対戦球団別ワースト。トータルの勝ち星や防御率が伸び悩んだのも、すべては広島戦に原因がある。 今季はクリーンアップによく打たれた。過去2年間で21打数1安打とカモにしていた丸には13打数5安打、打率3割8分5厘と逆転された。昨季8打数2安打の新井には11打数6安打、2本塁打、打率5割4分5厘。極めつきは流行語大賞を狙う鈴木だ。昨季4打数無安打に抑えたプロ4年目の22歳に、16打数10安打、1本塁打、打率6割2分5厘。コイを勢いづかせる投球をし続けた。 対策はカーブなど新球習得に向けた取り組みだけではない。すでに鳥取のトレーニング研究施設「ワールドウィング」も初訪問。14日の練習打ち上げからも、ナゴヤ球場で初動負荷理論に基づくトレーニングを続けていて「股関節、肩関節の可動域が広がっているのを感じています。成長できるはずです」。早くも効果を実感しているという。(11月19日) PR情報
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