前回の記事で、「逆ライフハックと言いつつこのスタイルは続けるとか」というコメントをいただいたので、折角だからいただいたコメントで主だったものにリプライをさせていただきたい。idコールはあえて控えさせていただく。
まず、当該コメントについてであるが、一見すると批判的なコメントに見える。その後に支離滅裂という言葉が続くのも気になる。しかし、である。「このスタイルは続けるとか」という部分。実はリピートしていただいている上得意の読者の方ではないか。おまけにはてブを落としてくださったのだから重ねて御礼を申しあげたい。
ちなみに私がここで言う「逆ライフハック」や「逆マウント」というのは、いただいたコメントを元に少しずつ改善を図っていくという意味で使わせていただいており、そういう意味ではPDCAサイクルを回すことがある程度できていると考えている。
「いつまで続けるのか?」という意味であれば、続けられるところまで続けるとしか言いようがない。今後ともお引き立て願いたい。
1.リバウンドするに決まっている
長期的に見ればダイエットはうまくいっている。しかし、ダイエットがうまくいっている過程を毎回報告していたのでは面白くない。短期的に見てリバウンドしたタイミングで「ダイエットブロガーがダイエットに失敗しました!」というブログの需要がどの程度あるのかを実験してみたかったのだ。
結果は、前回の記事を書いてから2日間で約1800PVを稼ぐことができた。上々である。読者を裏切るような真似をして申し訳ないが、記事に嘘偽りはない。減量のプロセスで実際にリバウンドしたタイミングを狙って記事にさせていただいた。その意味では、今のところPVと体重の関係は逆相関の関係にあると言えるだろう。これもいただいたコメントに回答させていただいた。
つまり、ブログのPVはタイトルの要素が非常に大きいということだ。私は最初にタイトルを考え、後は仕事帰りに簡単なプロットを思い描きながら帰宅後に惰性で書いているだけである。
例えば、ほとんど読んだことはないが、ブログ界の巨星かつカリスマで、妄信的な信者を多数帰依させたために、それなりに同業者からの妬みや嫉みを誘っているイケダハヤト氏がこんなブログを書いたらどうだろう。
「収入2,000万円ってこんな感じか…。お金に困らなくなってわかったこと。」
→「無収入ってこんな感じか…。ブログの運営に失敗してわかったこと。」
「まだ東京で消耗してるの?」
→「高知でも消耗しちゃったんだけど、まだ東京に帰る場所ある?」
どうだろう、読みたくなるのではないだろうか。プロブロガーがあえて失敗を晒してみるのだ。それなりに損害はあるだろうが、PVも劇的に伸びてまたドカンと数十万単位のマネーが動くことは必至である。既得権やらお布施やらでがんじがらめで、冗談でもこんな記事が書けないのはある意味気の毒である。
2.一日一食「贅沢」ダイエットはキツい
率直に述べて私もキツいと思う。ただし、短期間で痩せなければならない事態に陥った場合のことを考えて欲しい。真夏のビーチで水着を着るため、クリスマスのデートに間に合わせるため、正月太りを戻すため…なんでもよい。仮に以下の2つの選択肢が与えられたとしよう。
「普通に3食を食べても良いから毎日10キロ走る」
「毎日二食を極端に減らす代わりに一食は好きなだけ食べてよい」
どちらかを選ばなくてはいけない。さあ、あなたはどちらを選ぶだろうか? もちろん必要に迫られない限り極端な減量をする必要はない。私はあくまで新しい(といっても南雲医師などメソッドの近い先駆者はいる)ダイエット法を提唱し、必要な方にはおすすめしているだけである。もし機会があれば試していただきたいという程度の話である。
3.1日3食バランスよく食べ1万歩あるく
理想論である。これが実現できる方はそもそもダイエットブログなど覗く必要がないはずだ。しかし、なぜこのようなコメントが必要かと言うと、本来あるべき姿を思い起こさせてくれるからである。
私にもそのような時期はあった。ただ、人間欲が出るもので、ウォーキングをすればそのうち走りたくなり、走りはじめれば距離が延び、距離が延びればタイムにこだわるようになり、膝を壊し、筋トレをはじめて過度な負荷をかけギックリ腰になり、そのまま引きこもりになり…
思うようにいくことばかりではなかった。
4.ダイエット関連はクソみたいな記事が多い
このコメントに対してはタイトルで回答させていただいた。最も興味深いコメントである。リバウンドとも関係するが、勉強にしてもなんにしても継続しなければ意味が無いのだ。要は、
「TOEIC900点取っても、英語を使わなかったら成績が落ちた」
というのと一緒だ。投資ブログもそう。予備知識的に役に立つ情報はあるかも知れないが、ブログどおりに投資を行えば必ず儲かるということではない。
しかし、学習ブログや投資ブログにように、個人の能力やセンスに依存するために正攻法がないブログと違って、減量には正攻法がある。食べて太る人が短期間で痩せるために最も有効な手段とは何か? それは、当然のことながら食べないことである。これがダイエットへの近道であることは間違いない。
また、9月3日付の記事では一日一食「贅沢」ダイエットのデメリットについても触れさせていただいた。ご参考にしていただきたい。
・同僚や上司から昼食に誘われると断れない
・間食をしてしまうととんでもなくお腹が空く
・夕方になるとハングリーになりすぎる
・エンゲル係数が下がったようでいて、グルメ志向になってしまい結果的に夕食にお金を使うようになった
・思った以上に痩せすぎてしまい意図的にリバウンドさせないと恒常的に痩せていく
・吸収がいいのか体重は減るが体脂肪はそこまで減らない
5.最後に
全てのコメントにリプライしきれていなかったら申し訳ない。もちろん全て読んでいるし真摯に受け止めている。自分なりに改善を重ねながらブログの内容そのものは破綻のないように書かせていただいたつもりだ。
実のところ、前回の記事は書いている途中で寝てしまい、午前6時に予約投稿していたのだが、気づいたらブログがアップされていた上に人気エントリーしていて、慌てて加・修正させていただいて体裁を整えたものであった。
日頃のご厚誼に改めて感謝の念を表したい。それではまた。