COP22最終日 “パリ協定のルール 今後2年間で”

北アフリカのモロッコで開かれている地球温暖化対策の国連の会議、COP22は最終日を迎え、パリ協定の具体的なルールを今後2年間で作ることなどが決まる見通しです。アメリカのトランプ次期大統領が協定から脱退する意向を示す中、ルール作りの方針に一定の道筋がつくことで、今後は、世界各国が協調して協定に基づく対策を実行できるかが焦点になります。
今月7日からモロッコのマラケシュで開かれているCOP22では、各国が5年ごとに国連に提出する温室効果ガスの削減目標を、どう評価し、検証するかなど、パリ協定のルール作りのスケジュールを決められるかが焦点の1つになっていました。

COP22は18日、最終日を迎え、期間中に議論が交わされた議題について、採択が行われていて、このあと、2018年までの2年間でルールを作ることなどが決まる見通しです。

アメリカのトランプ次期大統領がパリ協定から脱退する意向を示す中、ルール作りの方針に一定の道筋がつくことで、今後は、世界各国が協調して協定に基づく対策を実行できるかが焦点になります。