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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]名古屋競馬ままならぬ職員募集 売り上げV字回復も問い合わせ数は伸び悩み

2016年11月15日 紙面から

 売り上げはV字回復でも職員募集はままならず−。名古屋競馬を主催する愛知県競馬組合は、中途採用で来年4月1日からの正規組合職員を募集しているが、応募者が少なくやきもきしている。

 競馬開催に関する一般職とコースなどを管理する技術職、獣医師を若干名採用する予定で、10月下旬からホームページと地方競馬全国協会のサイトで告知し、ハローワークでも募集しているが、問い合わせは少なく応募人数は1桁で獣医師に至ってはゼロ。「ちまたの人手不足もあるはずですが、4年前の(競馬場)存廃問題がまだ影響しているのでしょうか?」と大野明彦副管理者。

 1993年以来、24年ぶりに募集を再開したのは、インターネット投票馬券の売り上げが絶好調で、黒字額が2013年度から4億円→11億円→14億円と右肩上がりに増加したため。競馬場の売上額も最低だった11年度の147億円が本年度は280億円と倍増見込みで、昨年以上の黒字額を見込む。採用中断の影響で40歳未満の職員が1人もおらず、将来も見据えた。

 募集は18日まで。12月初旬に試験を実施する。詳しい受験資格など問い合わせは、同競馬場ホームページや愛知県競馬組合・総務広報課職員採用係(電)052(661)9792。

 

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